豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

言葉だけのエコなのでは…東京都内

2010-03-10 21:55:26 | ファース本部
エコ(eco)とは生態とか環境、自然などを表現させようしているようです。
エコポイント、エコ商品、エコ住宅、エコ生活などと昨今はやたらと「エコ」が頭につけた言葉が氾濫していますが、そもそもエコ(eco)との単語は存在していないようです。エコロジー(Ecology)は、「生態学」と言う意味のようです。この頭の「eco」がコピーとして独り歩きしているように感じます。

私は言葉の定義に理屈をつけるつもりはありません。しかし、ただ何となく雰囲気だけで「エコ」を語って貰いたくもありません。この語源となったエコロジー(Ecology)には、私達の暮らしが、自然環境と共生しようと深い意味がこもっています。

人は、他の動物と異なり、地球上に存在している限り自然を汚す動物なのです。
巨大になり過ぎて食べ物を食い尽くした恐竜が絶滅したように、人間もいつかは絶滅する生き物なのでしょう。その絶滅時期を少しでも先に延ばすためにエコロジー(Ecology)を勉強するする必要がありそうです。

生態学の基本は自然との共生である事は言うまでもありません。水中の細菌から生命が誕生し植物になり、植物の一部が進化して動物になり、幾億年もの歳月を経て人間が誕生しました。人間は、あくまでも自然を母体にしている事を意識しなければいけません。

自然環境と一緒に暮らそうと言う意識と気概こそが「エコ」なのでしょう。私達が行っている快適に暮らす高性能住宅は、そのエコと逆行すると言う批評もあります。
家づくりを行うために自然を壊し、快適に暮らすために自然を壊しているのでは…
種々の批評に耳を傾け、何をするにしても自然の恵みに頼っている事を意識しています。

辿りついた結論は、「自然環境と心地よく向き合い共生する」ための家づくりなのです。
今日は省エネ・エアコンの何人もの研究者と意見交換を行い、このブログとなりました。
写真は、浅草寺の五重塔ですが、ライトアップもLED照明に変っていました。
明日は福島県に移動を…
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