豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

スピーチであがらない怖さ…函館~北斗市

2010-10-29 18:07:31 | ファース本部
あらためて人前でスピーチをして欲しいと要請され、何の抵抗もなく話が出来る人は本当に少ないと思われます。先般、長男の結婚をお祝いする小宴が開かれて、身内だけなので自前で行おうと、次男(弊社専務)が司会進行を行いました。

彼も普段は大勢の人前で話をする事に慣れています。しかし、兄の祝賀の宴などの司会などは、全く初めての経験で、筈レツがもつれて往生したと嘆いておりました。
他人が喋っているのを見ると、実に堂々としているように感じるものです。

自分だけは何故こんなにあがってしまうのだろうと、思いがちになるものでしょう。
全くあがらずに人前で話が出来て、しかもその話に中身が内包されており、話し方にも抑揚があり、人を感動、感銘させられる人は、まさに天才的なスピーカーなのでしょうか。

とても堂々とした若い人のスピーチを聴いて、後で本人から感想を聴いたら「あがって何を喋ったかも覚えていません」と云う事です。弊社の朝礼で行う3分間スピーチも、緊張感を持って人前に立った人の方が、聴いていて伝わるモノが多いように思います。

私自身も講演する機会が多いのですが、聴衆ひとりひとりの目を見ながら話すと緊張感を持続できるものです。講演は3分間ごとに節目を付ける、いわゆる3分間スピーチのリピートと云う事になりますが、これは云うほど簡単な事ではありません。

人前でのスピーチは、あがった人の方が結果として聴く人の胸の中に入り込むようです。
以前、ある業界研修会の講演では聴衆の半数もの人が居眠りをしており、にも関わらず講師は、全く同じトーンで淡々と語り続けていました。貴重な時間を割いて参加し、居眠りをした受講者に問題があるのか、居眠りをさせる講師に問題があるのか…

今日は、発明協会主催の発明表彰式でファース工法のネット下地特許が「発明奨励賞」を受賞(写真)しました。
どんなイベントでもスピーチはつきものです。今日は上手なスピーチをたっぷりと聴いてきました。
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コメント
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