豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

技術は未来を見据えての構築を…北斗市

2010-10-22 17:05:42 | ファース本部
JR東海の「リニア中央新幹線」のルートが内定して計画が本格的に動き出すそうです。
リニア新幹線は、東京―大阪間の約440kmを67分で結べると云います。これは整備新幹線のような公共事業ではなく、8兆円を超える建設費をJR東海が自前で捻出する前代未聞の巨大民間の事業になるそうです。

磁石の反発力で軌道より10cm浮いた状態で最高時速500km超の世界最新鋭のリニアは、「地表を滑る航空機」のようなものでしょうか。
東京と名古屋間だけでも投資規模は5兆円を上回るそうです。
JR東海は、国鉄民営化後、東海道新幹線を国から約5兆円余で買い取り、その借入額を約2兆円減らしてきた実績があり、その経験は自信になっているようです。

しかしながらJR東海は、景気悪化で東海道新幹線の利用客が減って収益が悪化したため、東名間のリニア新幹線の開業目標を当初の2025年から27年に延ばし、大阪までの開業は45年となるのだそうです。
私達の時代から次世代へと継承される事業なのでしょう。

私達の家づくりも、出来上がった家を30年前後で粗大ゴミしてきた時代から100年、200年と手を入れながら家そのものを継承して行く時代に入りました。
当然ながらダイナミックな技術的な進化も遂げなければなりません。

今日は、北海道電力の関連会社、ほくでんサービス株式会社、函館支店から販売課の坂本直毅さん(写真の向かって右)と出村泰弘さん(左)が来社されました。
現在、ほくでんサービスさんとには、高機能エアコン暖房での立証実験を手伝って戴いています。

ファースの家では、高性能エアコンの取り付け位置や方法で、定格数kw容量のエアコン1台でほぼ全館を冷暖房出来る事を実証してきました。
今年から北海道電力さんとも実験に加わって戴き、従来の電気使用量の3分の1程度で快適な暖房空間を実証して戴きます。

リニアも高性能エアコンも、創造する時代から実証する時代へと移行し、次世代に引き継ぐ技術構築が必須のようです。
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コメント
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