建築家、安藤忠雄さんの文化勲章受賞が決まりました。
安藤さんの受賞は、彼の作品の芸術的な評価が高いのだとする論評が多くあります。
安藤さんは、日本の美意識と、それを表現する技が息づいていると云う事です。
評価コメントには、コンクリートの素朴な素材で、簡潔な空間を作り、飾り気のない、研ぎ澄まされた美を宿しており、世界一と言われる日本の施工技術を造形にしたものである。
洗練されたその作品に海外の目は、「日本の伝統」を見たようである。
安藤さん作品の評価コメントは、賛美の言葉を並べた立てた文章こそ、文化勲章の受章をでも意識して書たように思えてなりません。安藤さんに限らず一流の建築家は、決して芸術を意識して作品づくりはしないものです。
安藤さんは、無学歴で多様な職歴を持ちながら、小さな酒場を設計する事が建築家としてデビューする動機だったと云います。建築とは、その場所にフィットし、使用する人の利便性、機能や動線などを加味しながら設計します。その結果が形となります。
最初からアートを意識して創られた建築は、単なるモニュメントだと云えそうです。
ある市立体育館の外観は、アートを意識し過ぎ、様々な造形で飾られて外部を囲っています。
外部曲線の部分が多く、雨漏りや汚れが目立ち、メンテナンスに相当の費用が掛かっています。
安藤さんの作品は、常に機能美に溢れているように思います。
それは、その建築物利用者、施主の立場、建築地域住民に配慮をした時、必然的に描かれた造形なのでしょう。
結果、アートとして評価されるのは構いませんが安藤さんの心中は複雑だと思われます。
私達の家づくりは、住む建主さんの幸せを意識しながら、エコや耐久性を求めつつ居住空間を創造します。
結果、その家が芸術的な評価を得るのは副賞のようなものなのです。
さて、今日の北海道は、吹雪に見舞われている地域が多くありました。
写真は本社から1km先の函館湾対岸から冬特有の配色背景の中に佇む函館山を撮りました。寒い!!!
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安藤さんは、日本の美意識と、それを表現する技が息づいていると云う事です。
評価コメントには、コンクリートの素朴な素材で、簡潔な空間を作り、飾り気のない、研ぎ澄まされた美を宿しており、世界一と言われる日本の施工技術を造形にしたものである。
洗練されたその作品に海外の目は、「日本の伝統」を見たようである。
安藤さん作品の評価コメントは、賛美の言葉を並べた立てた文章こそ、文化勲章の受章をでも意識して書たように思えてなりません。安藤さんに限らず一流の建築家は、決して芸術を意識して作品づくりはしないものです。
安藤さんは、無学歴で多様な職歴を持ちながら、小さな酒場を設計する事が建築家としてデビューする動機だったと云います。建築とは、その場所にフィットし、使用する人の利便性、機能や動線などを加味しながら設計します。その結果が形となります。
最初からアートを意識して創られた建築は、単なるモニュメントだと云えそうです。
ある市立体育館の外観は、アートを意識し過ぎ、様々な造形で飾られて外部を囲っています。
外部曲線の部分が多く、雨漏りや汚れが目立ち、メンテナンスに相当の費用が掛かっています。
安藤さんの作品は、常に機能美に溢れているように思います。
それは、その建築物利用者、施主の立場、建築地域住民に配慮をした時、必然的に描かれた造形なのでしょう。
結果、アートとして評価されるのは構いませんが安藤さんの心中は複雑だと思われます。
私達の家づくりは、住む建主さんの幸せを意識しながら、エコや耐久性を求めつつ居住空間を創造します。
結果、その家が芸術的な評価を得るのは副賞のようなものなのです。
さて、今日の北海道は、吹雪に見舞われている地域が多くありました。
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