豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

オール電化からエコ電化へ…北斗市~函館空港~羽田空港~東京~竜ケ崎市

2011-05-10 21:24:12 | ファース本部
電力会社と言え企業であり、電気を売って企業利益を得ていました。
今回の原発事故で充分な電力供給が困難となり、肝心の売りモノが無くなってしまう状況下にあります。
この原子力発電所がある電力会社の共通の悩みですが日本列島全てが海岸沿いに原発が…

電力会社はそれでも発電して市民生活の根源を守ろうと躍起になって奮闘しています。
現在、東京電力があたかも悪徳企業のような見方をされているのは些か矛先が異なります。
そもそも原発は経産省(安全保安院)の認可無しに原発部品の一個すら購入出来ません。

今回、浜岡原発の停止を政府が要請して電力会社がこれに応じました。
福島原発にしても利益追求が使命の一つである民間企業の東電に対して政府は、安全確保のため停止命令は出来たはずです。

また常に供給される電力の恩恵に与っている政府も国民も、事故当事者となった東電だけを悪者にする事にはあまりにも短絡的で本当に遣り切れない気持ちになります。

ともかく今後のオール電化住宅は厳しい批判に晒される事でしょう。
しかし送電を電子制御して平準化するスマートグリッドや、家屋内の消費電力の省エネや使用電力を可視化するスマートハウスの構想は、オール電化住宅でなければ出来ません。
決して過去のオール電化思考は間違っていなかったと言えるでしょう。

今日は電力会社の方々とも意見交換を行ってきました。
しかし、3・11以降「オール電化住宅」は完全に「エコ電化住宅」に様変わりする事になります。
つまり何でも電化ではなく、来るべきスマートグリッド時代に備えての「高性能エコ電化住宅」が必須です。

今日は茨城県でただ一社で奮闘している仲間のファース加盟工務店、佐藤建設さんを久々に訪問しました。
写真は社長の佐藤秀行さんと撮りました。
佐藤社長も過去のオール電化住宅から将来のエコ電化住宅への変換を思慮しておりました。

佐藤建設さんは先代が培った手厚い信用の積み重ねで現在があります。
その先代が残した資産を汎用する仕組みづくりを一緒に相談して参りました。
佐藤社長が中心となり茨城県にも仲間が増え、スマートグリッドに対応出来るファースの家が多く出来そうです。blogram投票ボタン
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