この家は坪いくらなのですか?と、問われ、はい、この家は坪40万円などの会話を耳にする場合があります。
住宅を新築する際に遣り取りされる会話ですが、売り手も買い手も、坪あたり単価の中身を何処まで理解して話しているのでしょうか。
我々業者側は坪単価など30万円でも60万円とでも会話の上では成り立ちます。
住宅を構成する何万種類の部材で表面に見えているのはその何百分の一でしかありません。
顧客の多くが外観や内装、建具、キッチンなどを見て、この家はいくらと聞いてきます。
目で見える部分だけを顧客の希望仕様を設えて、その他の大半をしめる隠れた部分では、いくらでも価格調整が出来てしまうのです。
その結果、もっとも抜け落ちるのは建主さんが住んだ後に感じる暖かさ、涼しさなどの快適性を司る部分です。
建築して住んだ後でしか解らない快適性は、その理由を説明するのがとても困難です。
また快適性と家の寿命、冷房費、暖房費、高寿命性などの経済性を説明するには、とんでもない難解なプレゼンが伴います。
売り上手のハウスメーカーやスパービルダーは、表面だけの見た目の良い、快適そうな家を出来るだけ安価に提案します。
真に快適な家は、壁や床下の断熱材、気密材、窓ガラス、換気設備などの見えない部分に多く技術が濃縮されていなければ実現しません。これはとても地味な仕事なのです。
省エネ・エコ住宅、快適安全住宅など、口で云うのは簡単でも実現するのは難しい…
難しいだけでなく、陽の目を見るまで何シーズンもの年月と費用が掛かります。
このような技術は、自画自賛で生り立つモノでなく、公的な評価を得る事が必須なのです。
この公的評価を得る事は、既得権の領域に入り込むため実現が至難の技を伴います。
この度、ファースの家の新技術(写真はその実験)が公的なステージに乗り、今日は公的金融機関からの融資枠拡大の指定を受け、マスコミ取材などに対応するなどの1日でした。
ファース新技術は、坪単価を抑えつつ快適性、経済性を担保する技術が公的に評価されつつあります。さて今日は北海道の晩夏、貴重な夏の日が過ぎて行きます。
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