豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

普天間問題と人々のマインド…函館~北斗市

2011-11-09 18:10:00 | ファース本部
鳩山元総理の「最低でも県外移設」とした普天間問題がダッチロールし、鳩山内閣は短期で崩壊しました。
また「私には対案がある」とした対案も鹿児島県の種子島移設だったようで、その種子島住民のコンセンサスを得られぬままに…

それでなくとも沖縄の方々には騒音、危険などの負担を押し付けたままで、辺野古移設や嘉手納統合案などが錯綜しております。
前菅内閣、そして野田新内閣は、辺野古地区移設の日米合意案で調整が行われているようです。
これもまた沖縄の人々の同意を得られぬままに。

鳩山元総理の「学べば学ぶほど」と云う言葉は、県外移設を断念した時のコメントです。
地政学的には、米国海兵隊が沖縄駐留する事が合理的かつ効果的だと云う事なのでしょう。
本土に住む人々は、この普天間問題を人ごとのように思っている人が多いのです。

沖縄が背負っている様々な課題は、物理的に無理ではあっても、「心情的に分かち合う」ための環境整備が足りていないように思われるのです。
日本本土の防衛力は、沖縄の人々の精神的な負担で成り立っているとしたらどうでしょうか。

普天間問題は、海兵隊基地を本土か何処かに移すと云う議論の前に、沖縄人民に押し付けた負担を、先ずは本土の人々が心情的に分かち合える雰囲気づくりが先決のように思われます。
心情を思考せずに行動を起こした事でこじれるのは、私達、企業経営やもっと身近な家づくりの現場などにも云えるようです。

分かち合う心情が育ち、沖縄住民の心根を汲み上げる事ができれば、解決策が自ずと見ええると思うのですが。
さて写真は先ほど撮った北斗市フェリー乗り場からの函館山です。
対岸に見える函館山は戦時中、軍事要塞でしたが既に函館山に戦後はありません。

沖縄から戦後を無くするためには、本土の人々が総じて沖縄住民の心情を分かち合う事が……

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