豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の中で吸う空気のクオリティーを思考する…宮崎市~日向市

2011-11-17 21:08:46 | ファース本部
私達が生涯で最も多く摂取するモノは何かと考えてみました。
口から体内に入れるモノとして食べ物があり、飲み物があり、そして空気があります。
公的な健康科学の資料によると、口から入れる物質の80%は空気なのだそうです。

この空気をどこで吸うかを調査すると、会社、デパート、乗り物、山や海などの自然など、自宅以外で吸う空気量は全体の25%だそうです。つまり人は生涯で摂取する75%もの空気が家の中で吸っていると云う事になります。

私達が開発したファースの家は、「空気サラサラ」「健康深呼吸」「美人住宅」「美人ハウス」などのコピーを商標登録して家屋内の空気の質の違いを強調して参りました。
当初は空気の質を向上させようと云うより、湿気を何とかしょうと思考したからです。

壁内部の結露での断熱低下、構造体の腐れ防止、ジメジメ解消などの目的で「調湿性能」を開発しようとチャレンジしてきました。辿り着いたのがシリカゲルと云う素材を活用した調湿機能でした。
シリカゲルと言う乾燥剤は、湿気を吸着保有する素材です。

つまり乾燥剤は湿気を蓄えている事になり、家屋内が乾燥した時、その湿気を放散するように処方する事で調湿機能を発揮します。自然素材の炭や活性炭、ゼオライトなども調湿機能を持っています。
このシリカゲルは、想定した湿度の時に湿気を捉え、想定した乾燥時に放散させるように処方する事が出来ます。

例えば40坪のファースの家の場合は、約200リッターの水を床下に保有できまます。更にこのシリカゲル表面は、「水酸基」と云う原子単位のトゲトゲが無数に突き出ており、このトゲが酸素や窒素より粒子の荒い空気汚染物質を吸着します。次世代タイプのファースの家は、この吸着した汚染物質を化学分解し、半永久に奇麗な空気を送り続けるような仕組みを構築しています。

今日はFASメーカー協力会、販売代理店会の共同主催で行った、富士シリシア化学さんでのシリカゲル生産ライン(写真は富士シリシア化学日向工業)の見学会と意見交換会に参加して来ました。
今日は暖かい天気に恵まれました。明日はこの日向から宮崎に戻り、鹿児島に移動を…

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

賢者TVはここをクリック
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする