豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の健康と住む人の健康を官学民で検証を…北斗市

2013-09-03 18:09:45 | ファース本部
温暖地では相変わらずの猛暑、心から残暑見舞いを申し上げます。
一方、北海道の朝夕は涼風が冷風に変わりつつあり、そろそろ冬支度の準備に入ります。
冷房も、暖房も必要としない、ほんの短い期間が過ぎ去ろうしています。

寒い時期は暖かい家に住みたいと誰もが思います。
暖かい家は暖房で果たせますが、省エネでとなると家に断熱性能を持たす必要があります。
ところが中途半端な断熱施工は家の健康と住む人の健康を損ねる場合があると云います。

私達のような住宅供給者は、色々な性能の家をつくっており、建主さまの住んでからの健康状態をチェックする機会が多くあります。
しっかりとした断熱気密などの高性能住宅は、単に省エネだけではなく、家の寿命、住む人の健康にも大きく寄与しています。

このような供給者側の情報を学術的で客観的に確認するための組織があります。
「社団法人 健康・省エネ住宅を推進する国民会議」で歯科医師の先生の提言で発足し、先般は衆議院議員の高村正彦先生を会長として超党派の本国民会議議連も設立されました。

家の性能を向上させることは、省エネで低炭素化をはかるだけでなく、温度差による界壁カビ、ハウスダストの防止、同じくヒートショックでの脳卒中防止など多くの効能が見込めます。医療費の削減は、住宅温熱性能の改善でかなりの貢献があるようです。
特に北海道では、家の性能が良いために他県より脳卒中での患者が少ないそうです。

そのため健康・省エネ住宅を推進する国民会議・北海道協議会を設立する事になりました。
大学などの研究機関、行政機関、資材メーカー、資材販売者、私達のような住宅供給者が協力し合いながら研究実証を行う組織です。
北海道協議会の設立は、今月9月15日(日)午後1時から北斗市市民文化センター(JR江差線清川口駅前)で開催致します。

当日は本会理事長の上原裕之先生の設立趣旨宣言と講演「地域型健康長寿命の重要性―医学:歯学・建築の垣根を越えて」と、北海道大学教授の羽山広文先生の「健康と安全を支える住環境」の基調講演を行います。
本北海道協議会設立後は、北海道各地でシンポジュームなどの勉強会を開催する予定です。
是非、ご参加ください。
さて写真は会社の前ですが、冷たい秋の一日の時間が流れて行きます。明日は札幌に移動を。

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