豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

大工さんが家をつくるのか…北斗市

2013-09-21 17:19:28 | ファース本部
昔の家づくりは、大工さんの棟梁が殆どの家づくりの指揮をとった時代がありました。
大工の棟梁とは、建主さまとの打ち合わせで、手板と言われる木板に四角い■と、線―で設計を行い、その手板を見ながら木材に墨付けを行い、ノコやノミを入れて行きます。

コンクリートの無い時代の棟梁は、地固め地業を行い、家屋を支える大石を埋め込んで基礎をつくりました。
土壁を塗るための下地職人、左官職人などを指揮して壁をつくります。
茅葺屋根や瓦屋根、柾葺屋根などの下地を手下の大工さんを指揮して設えます。

木板のカンナ仕上げを行った床材、羽目板と言われる内壁や柾目の天井板を張って内部を構成するのも大工さん。
また当時は障子やドアの殆どを大工さんが木材加工して作っていました。
まさに昔の家づくりは、大工さんと棟梁が全てをつくっておりました。

昨今の家づくりは殆どが分業制になっております。
基礎、プレカット、外壁施工、左官、屋根、サッシ、内装、建具などは完全な専門職が行います。
しかしそれでも大工さんの存在は、大きく木工組立、内装下地、サッシ取り付け、建具取り付け、和室の構成などを施工します。

写真は、私の隣が佐藤木材の末松友和さん、山田正寿さんです。
二人は、弊社ハウジング事業部の棟梁を支える大工さんで、自らも現場に入り、更に職人手配なども担っています。
この時期は増税前の駆け込み需要で空前の繁忙期なのですが、自分達が組建てた現場を見ようと休み時間を使いファース見学会に足を運んでくれました。

一昔前までは、少年達の「なりたい職業」のベスト五位に入っていた「大工」なのですが。
昨今は、プレカットのコンピューターによる木材刻み装置の普及で大工さんの仕事が無機質に見えるようになったのかも。
それでも家づくりに大工さんの仕事は、最も要なのですが。

今日の北斗市はどんよりと曇り空でしたが、気温22℃の無風。穏やかな一日でした。
今日、明日は会社の近くでファースの家見学会を行っております。白を基調のコンパクトな家です。
さて今夜は、長男夫婦が東京からオートバイで帰省し夜遅く到着するそうです。

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