豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地鎮祭とは…函館市~北斗市

2013-10-19 17:43:06 | ファース本部
新築工事での地鎮祭とは、その土地の氏神を鎮め、土地を削り掘り返し、住まいを作り上げることの許しを得る儀式と言われます。
神を祀って工事の無事を祈る安全祈願祭とも呼ばれることもあります。

敷地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄と呼ばれる縄で囲って祭場と為します。
斎主と呼ばれる神主(神職とも云う)さんが、建主さんや施工業者の参列で執り行います。
祭場の中に木の台(八脚台と云う)をつくり、その中央に神籬(ひもろぎ)を立てて祭壇と為し、酒、水、米、塩、野菜、魚などを供えます。

この神籬に斎主の降神の叫びで神様を宿します。この神様に工事の安全祈願を行うのです。
参列者が斎主から渡された榊に願いを込め、2礼2拍手1礼を持って奉納します。
祈願が終わると斎主のお~!お~!お~~!の叫びで昇神して終わります。

写真は今日、行ったファースの家の地鎮祭です。函館空港の近くの敷地で行いました。
今日は素晴らしい秋晴れとなり、とても良い地鎮祭が出来ました。
地鎮祭は神事の祭りごとですが気持ちを引き締めるとても良い機会となります。

今夜は神事から具体的な実務に入り、工事に携わる関係者に本社の会議室に参集して戴き、工程や工事注意事項、設計趣旨などが伝達される着工研修会を開催致しました。
この研修会は、建主さんご一家を招き、工事をつかさどる方々との対面式も兼ねる大切なイベントです。

17時50分前から始めた着工研修会が終了しましたが、この時間の外は真っ暗となりました。
一番、日の短い冬至までは、まだ二ヶ月間もあるのですが…
北海道の寒くて暗い、冬が近づいています。

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