豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人の暮らしと家づくり…北斗市

2014-12-16 17:37:48 | ファース本部
私は、21歳で創業し、半世紀もの期間を建築関連の仕事に携わってきましたが、人の暮らしが在る限り、住まいの仕事が無くなることなどありません。
私達人間は、衣食住、つまり着て食べて住むことで生き続けることが出来ています。

先般、インドを訪問した時に目にした光景は、衣食住のままならない人々も生き続けている現実でした。布切れをカラダに巻いただけでも衣類、野草や木の実、残飯でも食物、橋の下やブルーシートのテントなどを住まいにして衣食住にしています。

インドはカースト制度が定着しており、貧民層と中間層、富裕層が一体となって国を為しているように思います。富裕層の邸宅を訪問しましたが、そこには、貧民層の方々がガードマン、庭師、書生、お手伝いなどとして雇用されております。

その貧民層の方々にも家はあります。屋根があり、壁があり、多くの家に電気が送電されております。しかし水道が通っておりません。写真のような貧民街が軒を並べています。
水は、近くに行政支援で給水車が遣ってくるため、水汲みが大切な仕事のようでした。

インドの人口12億人なのですが、布切れを巻いて、木の実を食べて、橋の下に住む人は、カースト制度の枠に入っていない人だと言います。つまり、布切れを着た人々は行政が掌握していない人達なのです。すると実際の人口はもっと多いと言うことになりそうです。
ともあれ、南方の国々では、日本のような感覚の衣食住と相当な乖離がありそうです。


写真は、北海道にあるファースの家ゲストハウスですが、南側が高い吹き抜けになっています。
遮熱ガラスを使用して太陽熱を遮蔽して夏場の冷房負荷を軽減させ、高性能の断熱気密で外気温マイナス20℃でも上下の気温差を3℃以内にしています。

日本列島では、布切れを巻き、木の実を食べ、テントで暮らす衣食住など成立しません。
インドの富裕層の家も訪れましたが、住まいの多くが家具や調度品にお金を掛けており、温熱性能を意識する文化がなさそうでした。

さて、北海道には、台風並みの嵐が遣ってくるそうですが間もなく雨が降りだし、夜半から猛吹雪になるそうです。この北斗市は強風が吹き荒れ始めました。
日本列島は、家がちゃんとしていなければ、生きて行くことなど困難のようです。

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