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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

米国とキューバが国交正常化交渉に…北斗市

2014-12-18 17:20:20 | ファース本部
50年前の1961年、アメリカと旧ソ連と対峙した冷戦構造の最中におきた騒動は、核爆弾を使用する寸前まで行った、いわゆる「キューバ危機」で国交断絶になっていました。
キューバは、アメリカのフロリダ半島とメキシコを挟んだ米国の懐とも言われるメキシコ湾の入り口を塞ぐように位置する社会主義国家です。

国交断絶のキューバとは、1年半前から極秘交渉を行ってきたと言います。
米国の狙いは、キューバを新しいマーケットに加える経済拡大と、この間近に存在する社会主義国家で常に緊張状態を強いられてきました。
当然ながら地域の安全保障の確保にあるのでしょう。

米国のオバマ大統領は、「より良い未来のため、過去という足かせを断ち切る」と。
キューバのカストロ国家評議会議長は「オバマ大統領の決断は敬意と評価に値する」と。
アメリカは、キューバへの輸出拡大や銀行取引の再開などの経済拡大を目論んでいます。
普段はオバマ政権に厳しい商工会議所も「キューバとのビジネスが利益をもたらす」と、歓迎する意向だと言います。

米国は、キューバが石油を買っている反米政権のベネズエラを牽制することも出来ます。
ことごとくアメリカに敵対政策を行うベネズエラを経済的に弱体化させ、武力を使わず米側のつかせようとする思惑もありそうです。ベネズエラはキューバ危機以来の関係の深いロシア、そして反米国家を意識して接近中の中国をも牽制することも経済戦略となります。

今回の正常化交渉のきっかけは、極端にアメリカ嫌いだったベネズエラの前大統領が急死したことが動機付けになったようです。咽喉に刺さった棘が抜けたような感じのようです。
いがみ合ったままのお隣さんとでは、双方の不利益ばかりで何の得もありません。
相互の断絶解消には、何らかの動機付けが必要なのかも知れません。

私達が行う住宅建築でも、以前から不仲だった隣近所との関係を地域密着型工務店が上手に取り持つことが動機付けになるケースも少なくなりません。
ともあれ、米国とキューバの国交正常化が、国際的な緊張緩和に繋がることを念じます。

写真は昨日の暴風雪で避難していたイルミネーションが今夜からまた復活です。
さて、今夜はこれから学校評議会に参加してきます。

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