豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

輻射熱暖房のクオリティーは体感しなければ…北斗市

2014-12-31 13:01:51 | ファース本部
エアコン暖房は、温風を吹き出して煖房します。隙間が多く断熱材の薄い家では、ドラフト現象と言って温風が人の頭上を引き抜け、足元が冷たいままのクオリティーの伴わない暖房方法の典型です。

蓄熱暖房機は、レンガを深夜電力で600度以上にも熱しておき、その熱を放熱板から輻射熱で放熱するため、クオリティーの高い暖房法と言われます。
温かい蓄熱暖房機に寄り掛かっていると何とも心地よい気持ちになります。
それでも家の断熱、気密性能が伴っていなければ暖房機のない空間の寒さは同じです。

私達ファース本部は、蓄熱暖房機の心地好さを家ごと実現しようと研究を行い、天井裏収納エアコン法式を実現して供給を行っています。
エアコンが天井裏に隠れているため、何処に暖房機があるのかは見た目では解りません。
天井裏に設置したエアコンから温風を引き出し、床下に強制的に送り、外側に面した壁の内側の通気層を通じて空気循環しています。

つまり温かさは、床面、壁面、天井面からいわゆる蓄熱暖房機の放熱板状態となります。
写真は昨日撮った「ファースの家」ゲストハウスのコントロールユニット(現在の最新版はタッチパネルにバージョンアップ)ですが、外気温2.5℃、天井裏気温24℃、床下気温24.5℃、居室と言っても家中何処へ行っても24℃となっております。

この家は約200平方メートル(61坪)で天井裏エアコン1台と吹き抜けにサポートエアコン1台、計2台だけです。したがってしっかり省エネエコ暖房なのです。断熱と気密性能、それに窓の性能がしっかりしていると稼働している「サポートエアコン(フル稼働なのでサポートとは言えないが)」からの空気の流れを感ずることはありません。

ともあれ、この輻射熱暖房が快適だとかを口や文字で表現しても理解出来ないのでしょう。
私はやっぱり蓄熱暖房機の温かさが好きだと言う人がいます。
家の性能と暖房方式の違いを体感していないからでしょう。この大沼のゲストハウスは、宿泊体験用につくられています。どうぞファース本部まで体感宿泊のお申込みを!!!

さて、平成26年の1年間を振り返ってみましたが様々な天変地異などもありました。
私達ファース本部は、また新しい住宅技術の研究開発に取り組んで参ります。
1年間ありがとうございました。皆様もどうぞ良い年をお迎えください。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする