デザインとは、様々な問題解決を行うために思考や概念を組み立て、それを色々な媒体の仕方に応じて表現することであり、とても意味が深いのです。
日本では図案、意匠と訳され、表面を美しくすることをデザインだと思われてきました。
最近では形態にならない計画立案、指針を探る事も、行動デザインなどと云います。
新しい使い方では、キャリアデザイン、ライフデザイン、教育デザイン、経営デザイン、
私達のような仕事は建築デザインよりむしろ、温熱デザインとも云えそうです。
かなり以前ですが、我国を代表する建築家、安藤忠雄氏がテレビ番組で語っておりました。
安藤氏の設計デザインが好きで施工したファッションブランドのオーナーが、住んでから、寒い、寒いとマスコミで語り続け、安藤氏はそのオーナーを営業妨害だと怒っていました。
番組ディレクターに何故に寒いのかと聞かれた安藤氏は、オーナーが費用を渋って床暖房を稼働させないからだと。全国放送ですからこの放送は多くの方々が観ていた事でしょう。
安藤氏は、「デザイン的に優れた建築は、建主も相応の覚悟が必要」とも述べています。
一流建築家と言われる安藤氏ですが、デザインの本質は理解していないのかも知れません。
住む人の生き様までをもデザインするのが、私達の家づくりなのです。
ロゴの「SDGs」の理念で建築を行うと快適デザイン、省エネデザインも当然ながら加味されます。

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