ガラスだけなら木材より熱を伝えるため、断熱効果は殆どありません。
ガラスを2枚にして空間に空気を閉じこめたのがペアガラスです。
2枚のガラスに金属粒子をコーティングすると飛躍的に断熱効果が上がります。
更に2枚以上のガラスを使用することで、その空間に空気より熱の伝え難い、アルゴンガスやクリプトンガスを封入させると、もっと断熱効果が高まります。
これらを組み合わせると透明なガラスだけで断熱壁をつくる事が出来、私の研究開発室では実用化に向けて最終的なスペック確認を行っています。
今日は東京銀座近くにある断熱ガラスの研究室を訪問してきました。
「井の中の蛙大海を知らず」との諺があり、私達が行っている以外の方法で重すぎるガラスに変わる、もっと合理的で透明断熱壁があるとの情報を得て確認してきました。
「井の中の蛙大海を知らず」とのは、むしろ大手のガラスアッセンブリー会社のようです。
色々な透明壁はあるのですが、家の50年60年スパンで思考すると課題が多すぎます。
重量の重さは、デリバリーや施工方法で私達が解決できる課題です。
写真は実験室での様子ですが、すでに試験用ハウスで実用実験に入れております。
この多層ガラスの間に空気以外のガスを入れても、いずれは空気と置換(入れ替わる)ます。
自分達の研究開発している断熱ガラスに自信の持てた東京出張でした。

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