今は、一家に2台の車を持っているようなクルマ社会に変貌しています。
規制緩和の大店法改定で、郊外に大型店舗が次々と建造されました。
車社会の到来は、駐車スペースさえあれば、10㎞離れても構わないのです。
短期間のうちに駅前の商店街は、シャッター通り(写真)となってしまいました。
シャッター通りが増えると、地域コミュニティをも壊してしまいます。
郊外の大型ショッピングセンターは、全てがマニュアル化され、その店員さんも無駄な会話をしないため、レジ係が無機質なロボットのように感じます。
私達が知っている街の魚屋さんは、生魚の必要な部分だけを切り取り、望めば刺身にまでしてくれます。
八百屋さんは、野菜漬けの仕方などを教えてくれたものです。
八百屋さん、魚屋さんのオジサン、オバサンとのコミュニティは、地域社会の人間関係の根底を構築しておりました。
同じことは私達の住宅業界にも云えそうです。
ハウスメーカーは、建材をロット単位で現場搬入してコストダウンをはかります。
そこで浮いた費用の多くは、宣伝広告に費やされているのです。
地域には、下請け、孫請けで手間請け大工さんに僅かなカネだけしか落ちません。
政府は、地域創生政策の必要性を掲げております。
ハウスメーカーは資材部材の代金の殆どが、本社のある中央都市に宙を飛んで行きます。
地域密着の工務店は、地域コミュニティの延長で仕事を戴いております。
地域での家づくりは、まさに施主と工務店、協力業者と地域のコミュニティなのです。
家を建て一生涯住み続ける施主と施工業者の付き合いは、竣工してからが始まります。
田舎を生かす事で地域創生に寄与できるのであれば私達地域工務店は、ハウスメーカーに受注戦争で勝利する事です。良い家、お施主様を幸せに出来る家づくりを行う事です。
街の魚屋さん、八百屋さんの復活と地域創生を促し、シャッター通りをなくするのも私達地域工務店の大切な使命なのです。
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