一般的な断熱材であるグラスウールは、乾燥した空気を綿の中に静止させ断熱しています。
湿気を吸わせた時点で断熱性能が著しく悪くなります。
私達が行うスプレー発泡断熱材も、気泡の中のガスが抜けると断熱性能は悪くなります。
どんな断熱材も施工時や性能定着時から時間が経つと何らかの事象を起こすのです。
もっとも性能劣化のしない断熱材を選択するのは私達の大切な仕事です。
断熱材にはグラスウールやロックウール、セルローズファイバーなどは乾燥した空気を制させる事で断熱力を保持しております。
どんな断熱材も一長一短があり、完璧といえるものは極めて少ないのです。
その一長一短の短の部分を、いかにしてサポートするかを吟味しなければなりません。
私は平成元年にスプレー発泡方式の断熱方式を開発しました。
それまでは、当然グラスウールは勿論、スチレン系の断熱材やウレタンボード断熱などで家づくりを行いました。どれもが課題があり、試行錯誤の日々を過ごしたものです。
それをウレタンのスプレー発泡施工方式で一気に光明を見出しました。
そのウレタンは極めて可燃性の強い断熱材であり、難燃性を高め、万一の場合も火炎を上昇させないファイヤーストッパー等の研究開発を行いました。
住宅は、2年5年10年のスパンでなく、50年スパンで思考しなければなりません。
ファース本部は、北斗市本社の敷地内にあらゆる断熱材の断熱ボックス(2m×2m×2m)をつくり、最低4年サイクルで断熱材の性能劣化率を調査しております。
写真は硬質ウレタンを専用に処方したエアクララでスキン層を何重にも積み重ねます。
この性能のデータ分析は、手前味噌にならないように研究機関(大学)で検証しています。
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