従前まで「当たり前」だった仕組みや組織の在り方などを改革しようとすると、既得権者(従来の仕組みをつくり、その仕組みの上にいた人達など)は、真っ向から反対します。
私もグラスウール断熱材から樹脂スプレー発泡断熱にした際は大バッシングを受けました。
菅総理大臣(写真)は、俗にいう「地盤、看板、鞄」の持たない人です。
つまり親兄弟が政治家でその知名度のない、世襲地元票のない、ましてお金のない、普通の人が政治家になり、そして総理大臣にまで上り詰めました。失うモノのない強さは何も怖いモノがありません。
このような事は、とても奇跡的な事なのかも知れません。
前例に囚われないで仕事をすると既得権益を持った人にはトコトン嫌われます。
先般の日本学術会議の前例外しなどは、象徴的な事なのかも知れません。
私達と共同研究を行った「はこだて未来大学」大場みち子教授は、この度、日本学術会議の学術員に任命されました。
大場教授は、常にイノベーションの在り方を追求する研究者で、適任だと思います。
私が家庭裁判所の家事調停員だったときには、二年任期で任期前に再委託の要請がきます。
それに添付された承諾書に署名捺印して送り返すと更に2年間の人気が伸びます。
その繰り返して20年間の満期を全うしましたが、不適合者には、再委託の要請が来ません。
学術会議の学者も調停員も特別国家公務員の立場になります。
粛々とつつがなく公務を行うと再委託の要請があるものです。
特別国家公務員は、粛々とつつがなく公務を行うに尽きると思われます。
改革やイノベーションを成し遂げるには、「しがらみ」を断ち切ることが必須かも知れません。
ダンボール工場で働いて大学を出た苦労人の菅総理なのです。
菅総理大臣には、国民の血税で運営されている事業に大きな改革のメスを入れることを断行できそうな気が致します。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」「#フクチホーム」