豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

先生と生徒が一体になれる時…北斗市

2010-10-02 14:30:00 | ファース本部
企業崩壊とは、資金面、技術面、営業面などで企業形態を保持出来なる事です。
学校教育では、学級崩壊と云う言葉を耳にしますが生徒と教壇に立つ先生とのフィーリンがマッチせずに学級運営が行き詰まった事を云うのでしょう。僅か2・30名の学級でも、1人2人の僅かな生徒や保護者への対応を誤ると学級が瓦解する場合があると云います。

弊社の隣に在る北斗市立上磯中学校は、全生徒数が630名、先生数50名のマンモス校です。
この生徒と先生が完全に身も心も一体化した光景を目にした時の感動は、筆舌で表せないものがあります。昨日の上磯中学校の学校祭では、五感で感じる場面がありました。
写真は、中学生吹奏楽の演奏に合わせて先生が歌を唄い、その音楽に合わせ、会場にいる生徒先生、保護者の全員が寸分の狂いもなく全く同じ方向に身体が揺れている光景です。

上磯中学校の普段の授業や部活指導は、時々見学しますが生徒に対して、厳しい指導法を採用している様子が伺えます。しかし授業や部活動が終了した後のアフタフォローを特別、大切にしており、先生と生徒の信頼関係が完全に成り立っています。

昨日の学校祭のクライマックスは、実に感動的なものでした。初めての試みと云われる斬新で奇抜なエンディングは、かなりのリスクの伴うパフォーマンスでした。通常ならこのようなマンモス校で、こんなリスキーな企画など教頭、校長は絶対に許可を出しません。

上磯中学校の教頭、校長は、先生方を信頼しており、先生方は生徒を全面的に信頼し、この先生生徒、総勢700名が「信頼」と云う絆で結ばれた時に学校は一体化するのでしょう。
学校は先生と生徒が、企業は社員と経営者が一体化した時にこそ、人々に与える感動は、五感で覚えるようになるようです。

今日は秋晴れでスキットした北斗市ですが、外気温15℃と肌寒さを感じる一日です。
明後日の4日月曜日は、北海道新聞朝刊「朝の食卓」の私のコラム掲載日です。
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