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私達の住宅業界は、集成木材などが主流となり、日本の山林で生産された無垢の木材を使用される割合が極端に少なくなったようです。
今の住宅の殆どが新建材で造られております。
新建材は、収縮性のある無垢材と、伸び縮みの率が異なり、敬遠されるようになったのです。
無機質の新建材と、生き物である無垢木材を組み合わせると、合わせ目に隙間などが出来てクレームとなり、ハウスメーカーは工務店が使用しなくなったからです。
しかし日本の木造建築は、木材の狂いを上手に活用しながら、継ぎ手を絡め合わせ、剛性強度を増すように匠の技が生かされてきました。
無垢木材は、それに打ち込んだ釘が微量の水分で錆が生じ、中で膨らんで引き抜き強度を増す事になります。
無垢の木材は自然乾燥ですと28%くらいが限界と言います。
それを人口乾燥させて約15%に含水量を下げますが、家として立ち上がり2・3年で8%くらいまで乾燥して収縮しながら絡まります。
集成木材は、細かい木材を接着剤で固めているため収縮がなく、新建材の一種です。
無垢木材でつくる和室の柱や鴨居、敷居、長押などは、少なからず隙間が空くものです。
この隙間が季節ごとに表情を変えて、無垢木材が生き物である事を垣間見る事が出来ます。
無垢木材での家づくりは、木材の変化を楽しむ醍醐味もあると云えそうです。
国内産の木材を使用した家づくりは、自然保護や環境保全にも貢献します。
SDGsの理念にも地産地消の意義を唱えています。
私達ファース・グループも率先して地産地消の意識で国内産の木材で家づくりを行うよう啓蒙し合っております。
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