安保法制で国会が大騒動しております。
誰のための政治なのかを私達は冷静に問わなければなりません。
医療は、医師会や薬品工業会、それに連なる既得権者が有利な業態になっているようです。
また私達の住宅産業は、多くがハウスメーカーの都合に合わせた制度にされております。
既得権者は、その既得権益を守るためには、あらゆる手段を用いて防護するのでしょう。
焼け野原で、家もなく医療も整わない戦後復興時には、「それゆけどんどん」の掛け声で、人が生きるために必要な制度が次々に作られ、そしてそれが制度化されてきました。
その過程で既得権者が形成されて来たのでしょう。
時代は既に成熟期に入っており、大きな富を有する既得権益を一般民衆に分配する時代にして行かければなりません。
ところがその既得権者の鋼鉄のようなガードを開放するには、並大抵のエネルギーでは為し得ないのです。しかし、一歩一歩と既得権益を取り払っておられる先生がおりました。
写真は、首都大学東京 名誉教授の星旦二 先生と撮りました。
星先生は、教科書文献にも登場するような医療研究を実践している高名な医学博士です。
星先生いわく東大卒でなかった医学博士は、常に上から目線に晒される現実に奮起したと言います。
現場主義つまりは医療の受ける側の現況を検証し、確認しながらエビデンスを積み重ねています。
人様の幸せを作り上げるには理屈より、そのエビデンスなのだと。
その面では、私達の住宅産業も同じであり、新しい仕組みを作り上げても公的な承認を受けるために幾通りものハードルが待ち受けています。
ファース工法の樹脂スプレー断熱の断熱評定が交付されるまでは数年の年月を要しました。
既得権益を崩すには、やはりユーザー様を幸せにしたエビデンスの数々です。
役所や学識者を説き伏せるには、理屈でなく結果を出して見せることです。
ひとり一人の幸せを重視し、社会を心豊かに司るには、まさに一般庶民と同じ目線で結果を出し、それをエビデンスで証明して行くことなのでしょう。
今日は初めて多摩市を訪問しました。
星先生は、この多摩市で様々な研究を実践され、多摩市民の方々に敬われ、そこから得られる笑顔が大きな活力になると語ってくれました。
医学博士の星先生のお力を借りて、住まいと医療の現状を研究検証して参ります。
ファースのユーザー様には、色々な健康調査のお願いをする時は宜しくお願い致します。
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