床暖房は床面を温め、その輻射熱で部屋全体を暖房する方法です。
床暖房を憧れの暖房方法だと思い込んでいるユーザーさんも少なくありません。
利点としては、外気が氷点下でも暖かい床を裸足で歩き回れに寝そべって過ごせます。
床暖房を進める業者さんは、利点だけを強調する事でしょう。
難点としては、設備費が高額、燃料費用が高い、メンテナンスや故障補修に手間が掛かる、床下結露の確率が高くなる、赤ちゃんの低温やけどの怖れなどです。
もっと憂鬱なのが、床暖房の床に敷き布団で寝たら、背中が温められ寝付くことが出来ない場合もあります。
それでもエアコンで温風を上から吹き付ける暖房方法は、誰もが不快感を覚えます。
写真はファース工法の家についている専用コントロールユニットですが、天井裏にエアコンが設置されており、その温風を床下に強制的に引き込み、外皮のインナー通気層を上昇して天井裏に戻す、空気循環を行っております。
写真は今朝の「ファースの家」のコントロールユニットですが、外気温-7℃、天井裏20℃(天井裏エアコンから離れた場所にセンサーが)、居室23℃(玄関、廊下、浴室、寝室など総てが同温)、床下24℃です。
この床下の24℃の温度が外皮を上昇し、輻射熱で家全体を包み込むようになっております。
ファース工法は「超省エネ健康住宅」をコンセプトに30年以上の研究や実験を行い、確立した住宅システムです。
循環させる空気は、特殊に加工したシリカゲルで適度な湿度と空気清浄を行っております。
暖房だけではなく、夏は輻射冷房でマイルドな冷房空間を構築します。
ハウスメーカーで新築したユーザーさんの多くが、もっと早くファース工法を知っておくべきだったと悔しがる声を多く耳にしてきました。
先ずは、お近くのファース工法の家にお住いのお施主様から聴いてみるべきでしょう。
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