吹き抜けを創る要件…北斗市・ファース本部
天井の高い部屋で子育てを行うと、子供は開放的で明るい性格になり易いと云われます。
出来るだけ天井を高くしたいと云うのは、古代の建造物からも伺えます。
寺院などは、天井が驚くほど高さを取っています。
昔の天井の高い建造物は、建築主の権威を示すことが狙いだったように思われます。
天井が高いほど格式が上ったのでしょう。
建築基準法施行令で居室の天井は2.1m以上にせよとしてあります。
法令や格式だけでなく天井高は、住む人の人格形成にも影響しそうだとの文献があります。
天井高と人格形成の論文は見当たりませんが、研究者がテーマにしても良いと思われます。
単に寝泊りするだけの住むだけなら天井高は、低いほど冷暖房費用も掛かりません。
私達が冷暖房費用を計算する際は、「気積」と云う、いわゆる断熱層の内側の容積を計算します。
その際は、床面積と天井高に加え、一階と二階の合間の空間も冷暖房のエネルギーを使います。
写真はファース工法の宿泊体験用モデルハウスとして建築したゲストハウスの「げっかそう」で、吹き抜け天井高が7.5mあります。
築15年になりますが、天井面と床面との温度差が2度前後あります。
この当時は、ファース専用ペアーガラス(U値1.8)を使用しておりました。
現在はトリプルLow-Eガラス(U値0.88)で、グラスウール断熱材50㎜に相当します。
特に吹き抜けは、断熱気密そして開口部の断熱性がなければコールドドラフト現象で階下の床が冷たくなり、極めて不快な居住空間になります。
ファース工法のトリプルLow-Eガラスを用いた住宅では、吹き抜け天井高が7.5mでも温度差は1度未満で済ますことができます。
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