現在のファース本部本社のある北斗市の気温は0℃ちょうどになっています。
私達にとって0℃はとても寒く感じ、-10℃と体感的にはそんなに変わりません。
この時季は、私達のカラダが寒さに慣れていないと云う事も要因なのでしょう。
暖かくする暖房とは、室内の気温を人工的に高めることです。
熱は高い方から低い方に出ようとして、窓、床、壁などから熱が出ようとします。
それを防ぐのが断熱と気密(隙間防止)性能を高めるのです。
暖房も冷房も、床面、壁面、天井面の温度と室内気温が同一(この時は輻射熱量100%)になることが、人工的には完璧な快適空間が成立しています。
春や秋が快適なのは、外気のすべてが輻射熱で私達の身体を包むからです。
湿度も乾燥すると人体から水蒸気が蒸発して体温を奪います。
室内の湿度と周りの温度を同一にする事は至難の技となります。
私達はこれを家のシームレス状の断熱と気密性能、それに加えて特別な換気システムなどの組み合わせで、快適居室を構築しております。
いわばこのような空間は「さりげない」快適空間と云えそうです。
春や秋の自然空間が快適なのは、この「さり気なさ」だと云えそうです。
輻射熱冷暖房とは、人口的につくる「さりげなさ」と「穏やかさ」の究極かと思います。
私達は、真冬と真夏も人工的に作り出す「さりげない心地よさ」と「穏やかさ」構築のため、常にたゆまない「#ファース」の研究開発を行っております。写真はさり気ない暖かさのファースの家の内部です。
一朝一夕では出来ないハード研究で、外気温が氷点下になり、新しい実験が出来そうです。
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