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見えない敵に影響され、社会全体が右往左往しています。
誰のせいでもなく、このようなウィルス細菌は、何の予告もなく人間社会に表れて多くの人々に対して恐怖と不安をあおり、いつかは終息(普通の細菌に変貌)して行きます。
テレビやネット番組では、換気量のない、密閉空間で大勢の人が近づいて、飲み食いをして、大声を出し合うような場所を避けるようと指導しています。
そのくらいの事は、しっかりと意識すると実践できそうです。
油断大敵ですが、萎縮し過ぎるとストレスが溜まり過ぎて免疫力も低下するそうです。
密閉空間、密着状態での喋り合いをしなくとも、経済活動は確実に実践できます。
防疫学の専門家の方の指摘通りに行動しても、経済活動を停滞させる必要はありません。
それには他人に迷惑を掛けない万全の準備と同時に、自分を戒める「克己心」が必要です。
克己心(こっきしん)とは、欲望を抑制し「自己に克つ」事を意味します。
企業経営や研究者などの成功者は、「克己心のかたまり」とも云えそうです。
ある哲学者は、どんなに偏差値が高く、一流大学卒の肩書があっても、商才に優れていても「克己心」の劣るヒトは大成など出来ないと断言しています。
あるヒトが休校中で退屈している子供を連れて、海外旅行に出掛け、旅先で感染して帰国した親子がいましたが、「克己心」以前の行動だと云えます。
日本人は強制しなくとも休校中の意義をわきまえ、自粛要請を粛々と受け入れる人種です。
苦難に負けない克己心のあるヒトとは、他人に迷惑を掛けない良識も充分に備えています。
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