豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

樹脂断熱材のスキン層の大切さ…北斗市・本社

2022-06-04 16:24:00 | Weblog
樹脂断熱材のスキン層の大切さ…北斗市・本社
スプレー発泡断熱材を住宅断熱の公的仕様に交付するために要した期間は、申請から審査、現場検証を経て5年間の歳月に及びました。
グラスウール断熱が国の断熱指針なので木造に可燃性の樹脂スプレー発泡断熱材を用いるを、当時の建設省(審査機関IBEC)は真っ向から拒否。
私は、審査窓口の事務官でなく、直に審査に携わる審査官(大学教授)が講師を行う東京での研修会に北海道から出かけて行きました。
講演の後、講師の先生が退席準備の合間に話をすることができました。

「樹脂のスプレー発泡断熱工法」を開発しましたが、審査機関で受け付けてくれません。
「審査機関で先生方から審議のうえで拒否されるのなら納得します」と、打ち明け明けました。
その大学教授の進言で審査のテーブルに乗ることになりました。

想像したように最初から、公的交付を拒否することを前提の審議会のようでした。
私は、グラスウール断熱の住宅データや顧客コメントと一緒に、既に60棟ほど建築したスプレー発泡断熱(FAS工法)顧客コメントも一緒に提出。
特に強調したのがスキン層を何枚も重なり断熱効能を発揮、このスキン層(写真)の存在で断熱力の経年変化は、殆どないエビデンスを示して説明しました。

それでも難色を示す審査官に現場検証を促し、8棟のファースの家を体感し、既に住んでいる人の家を訪問、直に話を聴き、間もなく日本初の認定交付となりました。
樹脂断熱材は、膨らし粉のような発泡倍率を幾らでも増やして安価にできますが、このスキン層を重ね合わせることなど出来ません。



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