豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

思案の末に知恵が湧く…北斗市

2009-02-12 18:49:01 | ファース本部
自分の思っているように世の中が進むとするなら、それは幸せな事と言えないのでしょう。
部下に指示した内容が異なった解釈をされ違った行動に出る場合もあり、結果としてその方が良い状態をもたらす事も無いとは言えません。上司が部下から教わる事も多いのです。

家づくりは、建主さんの目指す居住空間の構想と設計段階での刷り合わせが必要です。
建主さんの構想と、施工業者が住む人のために最善の方法だと思った事が噛合わない事などは、日常茶飯事なのです。素人建主さんとの安易な妥協は悔いを残す場合があります。
建主さんにとっての家づくりは、夢を実現するための一生一代の大事業です。

ところが素人の建主さんと、プロの建築家が、構想時点でその思惑違いに大きな問題が見つかる事があります。その問題を解決するために、ひとつひとつの課題をクリアーするため意見を出し合えば互いに知恵が湧いてくるものです。プロは、建主さんの住んだ後の状況を加味した提案でなければならず、知恵を絞れば必ず解決策が見えて来るものです。

家づくりは、このような小さな課題をクリアーながら大きな問題を解決して竣工します。
このような試練や経験が家づくりを行う工務店の大きな財産になるのでしょう。思案をする事も無く、すんなりと竣工にこぎ着けると言う事は得るものも少ないと言えるでしょう。

写真は先ほど「第10回ファース全国大会in北斗」の式典開催会場での準備風景を撮ったものです。
大ホールのステージにビジュアルを立ち上げるため、パソコンを会場の音響装置に接続した瞬間に大きなノイズが発生するアクシデントに見舞われました。その原因追求と解決方法にスタッフ達が思い思いに意見と知恵を出し合いました。

北斗市の総合文化会館はまさに公の施設です。施設管理者からの方の指導のもと、約1時間あまりの試行錯誤の末に問題の解決を図る事が出来ました。携わったスタッフ達は、ここでもまた多くの技術的なノウハウと知恵を得る事が出来たようです。

今日から全国大会準備のために札幌、東京、九州のスタッフが本社入りします。
明日、前泊組みの参加者の方々が函館入りするため今日の夕方から本社は、全国大会モードに包まれる事になりそうです。期待に副える大会内容にしたいものです。

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社長を支える専務と常務の役割…青森市~木古内~北斗市

2009-02-11 16:21:44 | ファース本部
石を投げれば社長に当たると言うくらい日本には社長が多くいると言う事です。
600万社の会社があるので600万人の社長が居る事になり国民20人に1人が社長なのです。
日本人が、東南アジアを訪問して、歓楽街や土産物売り場に足を踏み込んだとたん、日本人の全てが「シャチョウさん!」と呼ばれます。海外の土産物店を訪問する日本人には、私みたいな石を投げれば当たる確率の社長が、きっと多くくりだしているのでしょう。

つまり社長になるのは簡単ですが、先見性、包容力、寛容性、人間的な魅力を備えた経営者、つまり社長力を持った社長となると極めて少ないのが現実と言えます。
企業は社長ひとりで経営できるのではなく、社長を支える人々の存在が大きいのです。
会社の役員の中でも専務や常務などは、社長を支える最前線に存在するのでしょう。

昨日は青森県南部町のファース工務店、㈱松本工務店の本社を訪問しました。
写真は、三代目の社長の松本保築さんを囲んで、右が神社仏閣の棟梁で専務の清水福治さん、官公庁や住宅部門の責任者で常務の佐々木照雄さん、左が実弟で総務部長の松本徳吉さんです。
松本工務店は、松本保築社長の祖父が創業し、主に神社仏閣の設計施工を得意としており、東北地域でトップクラスの実績を積んできました。

先代、先々代から使えてきた清水専務、佐々木常務の技術力は、日本の誇るべき伝統的な技能を持っています。会社の周りに桟積みされたヒバ、ヒノキ、ケヤキの木材を見ていてもその技能を推し量る事が出来ます。今後はその技術を、ファースの家のような高性能住宅に活かしてゆかなければなりません。

次世代の工務店経営は、優れた技能だけで建主さんをモチベートするのが難しいのです。
清水専務や佐々木常務の技能、ノウハウを活かしつつコスト削減や広報活動を行う必要があります。その技術はパソコンを駆使できる徳吉部長が持っており、保築社長の「住む人に優しい家づくり」の志(こころざし)を必ず成就させる事が出来ると確信できた訪問でした。

今日は青森市内で、木造のやはり匠の技に拘る、千葉建築設計さんのファースの家の施工現場(今週の14日と15日の土日に構造会を行いますので青森市内方は是非ご覧下さい)を視察して北斗市本社に帰社しました。

本社では、智専務、扇常務、柳田、村上の両次長と中島主任が祭日返上で全国大会のビジュアル作成などの準備に励んでいました。
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赤ちゃんに優しい家づくり…北斗市~木古内~八戸~青森市

2009-02-10 21:48:56 | ファース本部
モチモチ肌、プリプリ肌、赤ちゃんの頬は、まさにつき立てのお餅のようです。
赤ちゃんの肌をもち肌と言うのは絶妙な表現です。一方で赤ちゃんの肌はとてもデリケートであり、食べ物や飲み物、室内環境で綺麗なもち肌を台無しにする事もありそうです。

もち肌の赤ちゃんをいつまでも健康で穏やかさを保持できる住まい空間が求められます。
赤ちゃんのもち肌を保持出来る居住空間とは、その空気が綺麗で清潔なだけでなく、乾燥したり、多湿にならない事と、空気清浄更に一定湿度を保持する調湿機能を持たす事です。

今日は青森県八戸市のファース工務店、シーユーハウジングさんを訪問しましした。
写真は、カリスマ的インテリアコーディネーターと言われ、シーユー社長の中里 肇さんを経営サポートしている清水端美幸さんと清水端さんの一子目の赤ちゃん「希歩(のぞみ)」ちゃんと撮りました。いつまでも見ていたい希歩ちゃんの可愛いもち肌でした。

清水端さんは、一昨年に結婚され、昨年暮れに出産されました。先週から出社されていますが、幸いな事にシーユーハウジングさんの会社はファースの家なので、家屋内の空気が調湿され、洗浄した清潔な空気で満たされています。

赤ちゃんが健やかに育つのは、住む空間の空気だけでなく、同じ空間に居る人々の理解ある優しさも必要です。中里社長のお人柄に吸い寄せられるように、清水端さんの職場には、心置きなく仕事をしても赤ちゃんが安心して育つような仲間の愛情も満たされていました。

住まいの空気の良し悪しは、家の性能、機能で保持されますが、加えて一緒にその空間に居る人々の気遣いや気配りなどが相まっている事が必要なのでしょう。
毎年、常に優良工務店にランクさせるシーユーハウジングさんですが、忠実に施工するファースの家の性能と、そこに関わる人々の優しい真心で成り立っているようです。

今日はシーユーハウジングさんで、希歩ちゃんを囲む人々と穏やかなひと時を過ごす事が出来ました。
午後には南部町の松本工務店さんを訪問し、社寺仏閣施工の技などを見せて戴きました。
後日紹介いたします。今夜、八戸から青森に入り、明日は青森市内の施工現場を視察後、北斗市本社に帰社する予定です。

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先人達の尽力の上に我々は存在する…函館市~北斗市

2009-02-09 19:38:40 | ファース本部
ファース本部の本社は、今週末の土曜日、当地北斗市で開催する「第10回ファース全国大会in北斗」の準備でてんてこ舞いの様相です。
すべてを社員の手作りで仕上げる事に徹底的に拘って準備を致しております。

大会に参加した人々に少しでも勇気と感動をもたらす事の出来るよう、内容充実を吟味しています。
今度の全国大会は、午前の部のユーザーさんと工務店発表、午後の部の大会式典、そして夜、会場を函館市内、国際ホテルに移しての懇親会と3部に分けています。

1部だけに参加する人、2部だけに参加する人、3部しか参加出来ない人もいます。
それぞれの構成を変えるため、それぞれの担当者が異なります。当然、1、2、3部のイベント企画の目的が違うため、趣向や内容も被らないようにしているようです。

イベント企画や構成、作成、関係者との刷り合わせは勿論、当日に発表する内容にも吟味が必要です。あれもこれもと欲を出すと「虻蜂とらず」になりがちです。ポイントを絞っての中身を吟味しているようです。大会は、内容吟味と集客動員も大きな事業となります。

「現在 感謝!」と言うテーマに合わせ、ファース工法がフランチャイズ展開当初の関係者にもご案内を差し上げております。今日は懐かしい人が本社を訪ねてくれました。
写真は智専務、扇常務と一緒に撮ったのですが、対馬宏次さんと言い、ファース展開、初代の業務課長を勤めて戴いた方です。

初期会員さんの中には、加盟工務店との窓口業務を行っていた対馬さんを知っている方もいると思います。
対馬さんが当社を定年退職されて既に11年になりますが今回の第10回大会には、対馬さんのようにファース工法を立ち上げに功労された方々多く参加されます。

立ち上げ当初は、パソコンもCADも存在しなかった時代でした。手書きのファース施工基準書を書いたのも、汚いファックスで施工指導のも、私の先輩たちでした。
現在のファース本部のスタッフは大いに若返りましたが、対馬さんのような先輩諸兄の尽力の上に存在する事を決して忘れてはなりません。

今日は北斗市役所を訪問し市長室で海老沢順三市長と大会概要についての懇談を行ってきました。
また高谷副市長とは、大会で紹介する北斗市の現況について聞いてきました。
「先人が居てこそ今がある」現在感謝の意を強める一日でした。明日は青森県に…
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詐欺師は講義も一流なのです…東京~函館空港~北斗市

2009-02-07 16:42:55 | ファース本部
使っても減らないお金など在る筈がありません。「円天」なる架空通貨を売り込んだ詐欺師が逮捕されました。誰もが使っても減らないお金などは存在する訳など思っています。その言葉だけに騙される人など皆無でしょうが、一流の詐欺師は言葉に抑揚と感情を込めて見事に対象者の心、気持ちの中まで入り込んでくるのです。

暴力や脅しなどで強制的にお金をふんだくるのでは、直ぐに摘発される事でしょう。
今回、逮捕された詐欺師はマルチ商法の元祖と言われる言わば天才詐欺師なのです。
彼は過去に何回も摘発された経歴を持っているそうです

逮捕された詐欺師の彼が、演壇でホワイトボードを使い、対象者に講義を行う時は、単に言葉だけで騙しているのではなく、聴く人々の心情を捉え、心が揺さぶられるのだそうです。
一流スパイは、成りすまし訓練を受けて、対象者と一緒に泣いたり、怒ったり、喜んだり、感情を自由に制御できるようになると言います。

一流詐欺師は、人を騙して金儲けを目論む犯罪者なのです。
一流のスパイは、国家や企業防衛などの大儀があり、為すべき目的が大きく異なります。
また、一流の政治家も、企業家も、人の心を掴むすべを知っているのです。
アメリカのオバマ新大統領の演説は、英語の知らない私でさえ大きな感銘を受けました。

単に言葉だけでは、自分の真情を聴いている人に訴える事などとうてい無理なのです。
英語の知らない私がオバマ大統領の演説に聞き入るのは同時通訳のテロップより、むしろ彼の身体から滲み出る情熱にお絆されているのでしょうか。

逮捕された円天詐欺師もまた身体全身からオーラが発散していたように見えたそうです。詐欺師は、その化けの皮が剥れるのは時間の問題です。
オバマ大統領が演説で表明し、多くの人々に期待を持たせた政治も、やがて結果として具現化します。

しかし…詐欺師の彼が人を騙すために演壇の上に立ち、聴衆に向かっている姿が、昨日、私自身が信州松本市で行った講習会での講義模様と同じように見えてしまいます。

講義を聴いた人々がその結果どのような結末を迎えたかを問えば明暗が判明する事でしょう。
今日は暖かい東京から函館空港、そして北斗市の本社に帰社しましたが、北海道は夕方から雪に…
写真は同じ詐欺師でも、ウォール街を震撼させた世界的詐欺師の映画ポスターです。
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不況は人の心の中にある…長野~松本~東京新宿~東京大崎

2009-02-06 21:55:03 | ファース本部
何処へ行っても会う人、出合う人の多くが不況だ、不況だと声を揃えて言い合っています。
確かに輸出主体の上場企業の多くの企業が売り上げを減らして株価が下落しており、マスコミの多くが、工場閉鎖や人員削減のニュースばかりを流しているような気がします。

そのような不況風の吹く昨今ですが昨日、宿泊した長野のホテルには家族連れと思われる宿泊客で満員状態です。聞いたらフィギアースケートの全国レベルのイベントに参加する人々だと言います。子供にフィギアースケートを大会出場までのレベルまで仕込むには、多額の費用がかかると言いますが、お金などは在るところにあるのですね。

事実、日本人は400兆円もの預貯金を内包しているのだそうで、その大半が65歳以上の高齢者と言います。ただ将来に不安があるため消費を躊躇っているのが現実のようです。
不況、不況とマスコミが煽り立てる事で、尚更、財布の紐が硬くなっているようです。

住宅関連の業種も不況の風に吹き捲られているようですが、建築物件の絶対数が減っている事は事実です。既に全国で400万戸もの住宅が余剰していると言う数値があります。
新しい家が売れないのは家が余っているからでしょう。しかし、既存住宅の建替え需要や、増改築やメンテナンスの仕事がいつの時代も確実に在るのです。

今日は、長野市から松本市の信州ファース会主催、講演会場へ会長のツチクラ住建、土倉社長さんに送って戴いたのですが、ツチクラ住建さんも確実に新築と改築工事を受注しております。副会長で木曽福島の森本建設さんや長野市の中村住建さんも順調な受注経営を行っています。人の営みがある限り住宅産業が衰退する事などありません。

写真は、昨日訪問した三協立山アルミ、富山支店住宅建材部長の菅沼 隆さんと撮りました。
菅沼部長さんは、市場をとても冷静に客観的に見ておられるようで、大量供給の体制から数を求めない質向上への脱却が話題となりました。
住宅に限らず、人の暮らしに食品、衣料、三次産業などは不可欠なものです。
時代の潮流を的確に掴んでいれば、不況の影響を最小限に抑える事が出来そうです。

不況は常に人の心の中に存在するもので、不況風に曝されると通勤サラリーマンの背広までもヨレヨレ見えるものです。覇気、ヤル気、でっかい希望を持つ事で不況風を吹き飛ばす事も出来そうです。今日は長野、松本と移動して講演を終え東京のホテルに着きました。これからメール相談の回答を…
明日は午前中のフライトで北海道北斗市の本社に帰社します。
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ママさん細腕奮闘記…富山~直江津~長野

2009-02-05 20:52:44 | ファース本部
男ばかりで行っている会議最中に、香ばしい淹れたてのコーヒーの香りを乗せて入室してくる社員は、これは絶対に女性社員でなくてはいけないのです。

男女雇用均等法と言う法律が施行されてから、社員を募集する際に「女子社員募集」と言う表記が出来ないのだそうです。白衣の天使と言われた看護婦さんまでもが看護師さんと男女を区別しない呼び名となりました。病室で脈をとってもらうのは、男の看護師より、女性の看護婦さんであって欲しいものです。

家づくりにおいて、施工現場で女子の足場作業を禁じる政令があります。
重いものを運んだり、高所作業を行うのは必然的に男性の仕事となるでしょう。
しかし、プランニング段階で、建主さんとの刷り合わせは女性の方が向いているようです。
そもそも、出来上がった家の中で最もその家の機能や生活動線の良し悪しを実感するのは主婦、つまり女性なのです。家づくりは、出来てからも計画や資金調達など、多くが建主さんの奥さまが主導権を握っているものです。男性の押し込み提案より、女性どうしが話し合いながら計画を進める方がはるかに合理的なようです。

今日は、私たちの新しい仲間となりました富山市の㈲ヤヨイ工業さんを訪問しました。
写真は社長の平野由紀江さん(右)、プランナーの江上(えのうえ)洋子さんと撮りました。
女性のお二方ですが、建築に関するプロで男性顔負けの提案力を持っています。

工事現場に入ると業務管理、安全管理には平野社長の厳しい目が光っています。しかし、一旦現場から離れるととても優しい女性の姿に変わります。
木材店から実際に家づくりを実践したと言う、熱い思いで工務店を経営しています。
江上さんは、設計事務所からやはり、建主さんや大工さんなどと直に接する仕事に情熱を持っており、パソコンCADをフル活用して図面作成に奮闘しておりました。
まさにお二人のママさん奮闘記を見ているようです。

建築は男性社会だと言う見方が多かったのですが、先日伺った宮崎県のファース加盟工務店では、女性大工さんが活躍していました。
女性の感性は家づくりにとても必要な要素なのかもしれません。ヤヨイ工業さんの今後が愉みです。
今日は富山から直江津で鈍行列車に乗り換え、長野にやってきました。明日は松本市で講演を…
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広がるコンプライアンスの意味…北斗市~函館~東京~富山空港~高岡~富山

2009-02-04 20:35:11 | ファース本部
法令順守の事をコンプライアンスと横文字で言います。
昨今、コンプライアンスの意味は、法令順守だけでなく広範囲に意味で使われています。
法律を守る事はもとより、社内規定、学校の校則、組織だった約束事なども含むようです。

高級官僚の天下り問題が国会政局の話題になっています。
高級官僚の人々が「渡り」と言われる天下り先を転々と転職し、そのたびに退職金を受け取ると行為も、これまたコンプライアンスが問われるのでしょう。

鷹はどんなに飢えても、お百姓さんが汗して育てた穀物の穂をついばんだりはしないそうです。
昔から鷹とか鷲は正義の象徴であると言われ、徽章や紋章などに鷹の姿が使用されます。
組織の中で思い責任に在る人は、まさに鷹、鷲のような行動が求められるのでしょう。

政治家の経理処理の不正、企業においては粉飾決算、不正表示などは、コンプライアンスを無視した行為であり、露見すると企業破綻するなど、存亡の危機に立たされています。
「衣食足りて礼節を知る」と言いますが鷲や鷹はお腹をすかせても義を重んじたようです。
多くの剰余金を積んだ企業が、脱法行為や違法行為を行い、発覚すると嘘と言い訳に終始したり、家族に促されてようやく本当の事を言ったりと、このような記者会見を見ていると人間内部の恥部を面々と曝け出しているように思います。

コンプライアンスを問われた経営者は命がけで企業を守ろうとしなければなりません。
企業を守る事は社員や協力業者、顧客を守る事なのです。
経営者は、コンプライアンスに照らした行動が必要で、コンプライアンスとは人様に誇れる正義の行動とも解釈出来ます。

今日はマイナス4℃の函館空港から東京経由で煙の噴き上げる浅間山を眼下に見ながら、日本アルプスを飛び越え、富山にやってきました。
写真は㈱三協テック富山、社長の稲垣隆夫さん(中)と担当の奈良敏夫さんです。
三協テックさんは、例のサッシ不正認定で苦境に追い込まれている三協立山アルミの関連会社です。
一握りの社員の軽率な行為が、長年に亘って培った大企業の信頼を一瞬のうちに失墜させるのです。
稲垣社長さん達とは互いに協力し合い、信頼回復に努める事を確認し合いました。
富山は雪が全く無く、真っ青な大空が広がっていました。明日は信州へ移動です…
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人の悩みなどは小さなもの…北斗市

2009-02-03 18:23:49 | ファース本部
私たち人間は、自然災害などに被災しても驚くような抵抗力を持っているようです。
阪神淡路大震災や中越沖大地震、そして大きな台風などで家や農地に大被害を受けても黙々と復興のための努力を行い、短い期間のうちに見事に立ち直るのです。
焼け野原であった戦後復興も全世界の人々が驚いたと言いますが、その粘り強さが潜在しているのでしょうか。

ところがそのような人生の過酷さに比べると、取るに足らないような小さな日常トラブルに遭遇すると、何とも情けないくらいに脆くなってしまうようです。
ネットコラムでは、人生の過酷さに耐えても、些細な心の傷、つまり憎しみ、嫌悪、嫉妬、羨望、恐怖などのため、苦悩し心の病などになり、再起不能に陥る場合もあると言います。

考えみると嫌悪、憎しみ、嫉妬などは視点の持ちようであり、小さな悩みに過ぎません。後になって振り返った時、その問題の小ささに驚くなどと言う事もあります。どうしてそんな小さな事で悩んだのかと思い出し笑いをする程度と言います。

私たちは命に関わるような大きな試練に対しては実に強かなのでしょう。
ところが、悲しい事や寂しい事、人の言葉や態度などに大きく傷つくなど、小さな事に弱いようです。
私たちは、家族など大切な人々ともいつかは別れなければならない運命なのです。

平和な生活も、降って沸いたような予想もしない不運に見舞われたり、大病をしたり、また思わぬ負債を抱え込んだりする事もあるかも知れません。人生は過酷な道のりなのです。
しかし、どのような危機に遭遇しても、世界大戦のような戦乱を生き抜いて来た先人達より、はるかに小さな出来事でしかありません。

私たちは命を落とすような大災害を強かに生き抜く生命力を保持しているのです。
不況や業界混迷などで命を落とす事などありません。
昨日、今日と北斗市の本社で相談メールの回答作業や、第10回全国大会の挨拶文、販売代理店通信2月号の記事執筆などしておりました。その多くが勇気付ける言葉で解決できそうです。

写真は先週撮った宮崎空港の道路ですが、笑顔いっぱいの南国宮崎の工務店さんに不況などは関係ないようです。今日、相談を受けた北国の工務店さんもユーザーさんとの心情トラブルですが、心して誠実に対応すると直ぐに解決出来る様な、とても小さな悩みでした。明日は函館空港から東京経由で富山に移動を…
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函館の豊富な観光資源は函館の人々なのです…北斗市

2009-02-02 23:45:05 | ファース本部
地域工務店の最大の経営資源は、経営者そのものであると何度もこのコラムで言い続けて来ました。どんなに高性能で美観に秀でた家をつくっても、その家を生涯にわたり育て護ると言う、施工した工務店経営者の思想が相まって、そのハードが活かされます。

その逆もまた然りです。どんなに建主さんと仲良く永劫の付き合いを望んでも、寒い、暑い、暖房費が高い、床が腐るなどハード不足では、その思いを生かす事が出来ません。
人格の備わった工務店経営者は、そもそも腐る家、カビの生える家、暖房費用が高くつく家など造らないのです。つまりは、地域工務店は経営者そのものが経営資源なのでしょう。

一度でも函館を訪れた人は、世界三大夜景のひとつと言われる函館山の山頂に登った事があると思われます。まさに類を見ない絶景をのぞむ事になる事でしょう。私はファース本部を訪れる人を同行案内して年に何回も函館山に登り、既に何百回も登っていますが、100回100様の函館山の夜景ありました。

乾燥した日、曇った日、湿気の多い日、休日の夜の街、クリスマスなどイベントの夜の街、函館山の夜景は、自然の中で営まれる人々の生活を光の輝きで表現しています。
無機質な電飾ツリーの美しさと異なる自然と人々の情緒愛の重なりを見ているのでしょう。
函館には、この夜の函館山だけでなく、明治、大正の歴史を感ずる街並み、下北半島を望む立待岬、神秘的な修道院、つつじの香りあふれる恵山、泉脈の異なる二つの湯の川温泉、谷地頭温泉と日本国内、いや世界でも稀な観光資源の豊富な地域なのです。

今日、私の執務室へ函館市役所コンベンション推進課、課長の吉村純一さん(写真左)と主査の西田智明さん(右)が訪れました。ファース全国大会に参加するお客さまへのガイドブックなどを持参して戴き、皆でおもてなしをしたいと言うのです。行政面でのご配慮はとても嬉しい限りです。

函館には豊富な観光資源があり、心ある行政面での支援があります。もうひとつ足りないと言えば、観光産業に携わる人々のソフト面であろうと思われます。ホテル従業員、タクシー運転手、飲食店、コンビニ店員なども観光都市で生活している事に感謝し、訪れる人に笑顔と優しさ、そして丁寧に受け入れが出来る真心があれば観光客は、現在の3倍にも、4倍にもなる事でしょう。

観光資源とは、温泉、街並み、夜景などと、ここに暮らす人々も価値あるその資源なのです。
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