日本一美しい村には日本有数の情熱に満ち溢れた、抱擁道祖神がおられるのだ。しかも二組も。美しい村として名高い六合村には、愛のカップル、道祖神が多いことでも知られ、私はその中でも名高い、荷付場の道祖神(1843建立)と、長平の道祖神(1846建立)に遥々会いに来たのだ。
道を間違い国道を走って30分ほど時間をロスしたが今度は間違いはなさそうだ。
バス停からすぐに案内板があり期待に胸が弾む。
荷付場集落の観音堂が見えその脇に屋根がけの道祖神があった。
観音堂前の辻
約二百年もの間このカップルは、熱い抱擁を交わし続けているのだ。飽きもせず!
「惚れほれそんなにくっ付いていては、恥ずかしいではないかい」と声をかけたくなるのだが!
この道祖神近くに、渥美清の寅さん映画、浅丘ルリ子との共演、「寅次郎ハイビスカスの花」でエンディングのロケ地となったバス停があったのでよってみた。検索してみると、このバス停は四十年前と変わりはないようだ。ただガードレールの一枚がバス停前から外され、撮影されたとあった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます