読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

魚河岸物語

2009年04月29日 20時12分50秒 | ■読む
森田誠吾、新潮文庫刊。 丁度、大吟醸の日本酒と同じように心の中に浸み通ってきました。すべての人々が、喜びや悲しさを心に抱きながら毎日を過ごしていることを、自分のことよりも他の人のことを気にかけている人がいることを、まっすぐに生きている人がいることを、深く感じさせていただきました。作者の後書きからは、十全にうかがい知ることはできませんが、余白の多い人生を送ってこられたのだろうと推察しました。 --- . . . 本文を読む
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