読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

R62号の発明

2009年07月18日 08時15分59秒 | ■聴く
安部公房著、新潮カセットブック発行。 私が学んだ高校はたくさんの奇人変人がいました。進学校で、非常に優秀で早熟な、時にはこれこそが天才では、と思えるような人達がいました。私は凡人なので、ひたすら唖然としていました。たとえば、数学の天才君は、数学の難しいテストを10分位で終えて、後はボーっとしているのです。座席は学期ごとに自由に選べるのですが、彼は教壇に向かって右の最前列が定位置で、テストを終えてボ . . . 本文を読む
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