読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

押絵と旅する男:佐野史郎朗読

2009年07月06日 21時06分36秒 | ■聴く
江戸川乱歩著、新潮カセットブック発行。 ある男が、たまたま汽車の中で出会った老人の語る押絵の物語。押絵の中の少女に恋をした老人の兄が、ある時、押絵の世界へと入って行ってしまった。それ以来、老人は、兄が入ってしまった押絵と共に旅を続けている。元々押絵に入っていた少女に変化はないものの、老人の兄は次第に歳を取って行く。それが悲しいと語る老人。主人公は、その時のことを振り返り、本当にあったことか否かを訝 . . . 本文を読む
コメント