読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ブラックチェンバー

2011年08月12日 21時03分13秒 | ■読む
大沢在昌著、角川書店刊 大沢さんの小説は、その執筆時点での最先端の犯罪事情を折り込んで書かれているようです。中国マフィア、中東マフィア、故買、麻薬、人身売買など、犯罪の基本的な材料は変わらないながら、日本に忍び込む暴力や犯罪の最先端を取材して物語を紡いでいる様に感じます。 さて本作は、ロシアマフィアの犯罪を追いかけていた刑事が、そのマフィアから抹殺されようとする所から始まります。「もうお終いか」と . . . 本文を読む
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