樋口明雄著、角川春樹事務所刊
樋口さんの著作で2冊目に読んだ本です。最初に読んだのは「狼は瞑らない」でした。元SPであった主人公が警察組織内の悪の一味から身を守る話でしたが、主人公や脇役の設定に大変魅力があり引き込まれました。
本作は、正直、設定に無理がある感じがして、前半で読むのを止めようかな、と思いましたが、終盤で巻き返された感じです。主人公二人の心の交流が次第に伝わって来ました。現実世界でも、激しく対立した後は、反って相互理解が深まり、絆も強くなることがありますから。また、結末にも救いがありました。
なお、柿のURLで作者の「書かなかったあとがき」が読めます。
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URL => http://www1.odn.ne.jp/~scale/h-crime.htm
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評価は4です。
樋口さんの著作で2冊目に読んだ本です。最初に読んだのは「狼は瞑らない」でした。元SPであった主人公が警察組織内の悪の一味から身を守る話でしたが、主人公や脇役の設定に大変魅力があり引き込まれました。
本作は、正直、設定に無理がある感じがして、前半で読むのを止めようかな、と思いましたが、終盤で巻き返された感じです。主人公二人の心の交流が次第に伝わって来ました。現実世界でも、激しく対立した後は、反って相互理解が深まり、絆も強くなることがありますから。また、結末にも救いがありました。
なお、柿のURLで作者の「書かなかったあとがき」が読めます。
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