読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

北京旅行:その39:故宮博物院

2010年08月28日 07時11分35秒 | ■読む
恐ろしく暑い中を、いよいよ故宮博物院に入って行きました。私は台湾の故旧博物院と類似のものを想像していたのですが、北京の故宮博物院では、膨大な建築物全体が展示品だとのことでした。最も、地下に美術品の展示スペースを作っている最中で、来年には出来上がるとのことでした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/故宮博物院
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さて、ここは皇帝が住まいとした紫禁城であり、広大な敷地の中央には、南から北へ貫く軸線上にいくつもの門が立ち並んでいます。正に、これでもか、これでもか、といった感じで、正に中国ならではの徹底したものでした。
(写真:A)は、そうした門の一つですが、人との対比で、如何に大きいかが分かると思います。(写真:B)は、敷地の中で最も広い場所で、映画「ラスト・エンペラー」で登場する広場です。私たちの後ろには、長大な一枚板のレリーフが横たわっていました。(写真:C)は、その広場にある建物の一つで、色彩の感じが分かると思います。また、(写真:D)は同じ広場の西側の建物群です。(写真:E)は、皇帝の玉座です。(写真:F)は、屋根に付いた鬼瓦と思われるものですが、何とも可愛らしい。(写真:G)は、博物院の最後の門を出て、北側の景山公園を背景にしたものです。(写真:H)は、北側の出口から南向きに撮影した博物院の最北端にある門の写真です。
全くの猛暑の中を1時間半程度歩き通しましたが、恐らく、気温は40℃を超えていたのではないでしょうか。ペットボトルを何本も飲みましたが、そうでなかったら、確実に熱中症で倒れていたことでしょう。
しかし、権力とは凄まじい。これほどの建物群を作るには、膨大な労力と資材が必要であったでしょう。暑さでボーッととなった頭の片隅で、圧倒的な建物群に埋もれてしまいそうな感じを抱いて、フラフラと歩いていました。

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