読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

崖の上のポニョ

2008年07月19日 18時16分40秒 | ■見る
「となりのトトロ」を見て以来、宮崎駿ファンになりました。子供が通っていた保育園のイベントの時、繰り返し『となりのトットロ、ト、トーロ』という知らない歌が流れていましたが、直にビデオで作品を見ました。幼かった子供達も私達夫婦も、何度も見ました。その他の作品も。子供達の成長に、ジブリ作品は東京ディズニーランド以上に、大きな影響を与えたと思います。私が映画館で見たのは「もののけ姫」以降の作品ですが、「魔女の宅急便」や「紅の豚」も、是非映画館で見たかった作品です。ちなみに、ネットで宮崎さんの作品を調べたら以下の通りでした。
●天空の城ラピュタ:1986年 8月 2日
●となりのトトロ :1988年 4月16日
●魔女の宅急便 :1989年 7月29日
●紅の豚 :1992年 7月18日
●もののけ姫 :1997年 7月12日
●千と千尋の神隠し:2001年 7月20日
●ハウルの動く城 :2004年11月20日
●崖の上のポニョ :2008年 7月19日
そんな訳で、妻と早速「崖の上のポニョ」を見に行きました。噂では5歳の子供でも分かるように作った、とのことで、今回の作品を大人でも十分に楽しめるかどうか不安でしたが、結論から言えば、素晴らしい、ブラボー、でした。『生』の力強さと素晴らしさが存分に表現されていました。声優陣も良かったです。
シンプルなストーリーで、ごく小さな子供達にも理解できる内容でした。「千と千尋の神隠し」の時もそうでしたが、小さい子供達が、終わりまで一言も発せずにいました。そして、大人が見ても、深く感動できる内容でした。私は、ポニョが少年・宗介を追い掛ける面で、ポニョが見せる笑顔を、嬉しくて嬉しくてたまらないという笑顔を見ているうちに涙が止まらなくなりました。こんなにも、素直に心が開けているとは。
もう20年くらい前に、子供達と宮崎作品を楽しく見ていましたが、もう一つ見ていたのは「ドラえもん」の映画シリーズのビデオです。子供達と見ていると、感動してしまい、涙してしまうことが度々ありました。さすがに恥ずかしく思いましたが、子供へのまっすぐなメッセージに感動したのだと思います。勇気や希望など。ドラえもんシリーズは、映画とテレビ番組では別物だと思うのですが、どうでしょうか?
ネットで調べたら、ポニョと宗佑の声を担当したのは、両方とも1999年生まれの子役だそうです。なんと上手なことか。ビックリしました。彼等の今後の活躍が楽しみです。
宮崎駿さんは、毎回大変な苦しみをもって、優れた作品を生み出しているのだと思います。つらいことの多い日常にあって、こうした作品を見ると、生きてゆく勇気をもらっているように思います。ありがとうございます。
評価は5です。

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