リー・チャイルド著、講談社文庫刊
「ジャック・リーチャー」シリーズの2作目です。初期の作品なので、展開に無理な場所が数カ所ありましたが、リーチャーの人物描写は既にしっかりしており、上下2巻を緊張感を保ったまま書き上げています。しかも、冒頭から惹き付けられる展開も良い。少しの間「???」の状態から、いきなり急テンポで物語が動き出す。いいなぁ。
今回は、邪悪で頭が切れる敵役が、あることを画策して誘拐を実行する。中盤までは、物語の構成要素を少しずつ示しながら、後半では、困難な状況をリーチャーがどのように解決するかを描いています。今回も堪能しました。
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○リー・チャイルド => https://ja.wikipedia.org/wiki/リー・チャイルド
○ジャック・リーチャー => https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャック・リーチャー
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評価は4です。
======= 写真 ========
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