出久根達郎著、新潮社436刊
日本人が培った美点を示すべく、著者自らが様々な書籍を調べて、七つの例を示しています。その内、野口英世と二宮尊徳は著名であり、定番の感がありますが、例えば、野口英世を支援した人々の内、星新一さんの御尊父である星一氏が登場したのには驚きました。かなりの関連図書を読破し認めたもののようで、他にも、普通の書籍では到底知り得ない、正に古書をひっくり返して読みつつ、膨大な記録に当たった末の著述であると思います。
最後の章は、美智子皇后が登場します。そして、その神々しいまでのお人柄を、失礼にならないよう心配りの上で、紹介しています。私もかねて聞いたり感じていたことと同様の趣旨ですが、著者の見識や見聞の広さには、ただ感嘆するのみです。一度、氏の講演会でお人柄に触れる機会がありましたが、氏ご自身も日本人の美風を体現していると感じました。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/出久根達郎
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評価は4です。
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日本人が培った美点を示すべく、著者自らが様々な書籍を調べて、七つの例を示しています。その内、野口英世と二宮尊徳は著名であり、定番の感がありますが、例えば、野口英世を支援した人々の内、星新一さんの御尊父である星一氏が登場したのには驚きました。かなりの関連図書を読破し認めたもののようで、他にも、普通の書籍では到底知り得ない、正に古書をひっくり返して読みつつ、膨大な記録に当たった末の著述であると思います。
最後の章は、美智子皇后が登場します。そして、その神々しいまでのお人柄を、失礼にならないよう心配りの上で、紹介しています。私もかねて聞いたり感じていたことと同様の趣旨ですが、著者の見識や見聞の広さには、ただ感嘆するのみです。一度、氏の講演会でお人柄に触れる機会がありましたが、氏ご自身も日本人の美風を体現していると感じました。
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