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加藤寛一郎著、講談社+α文庫刊
航空工学の専門家である著者が、過去に起きた大きな航空機事故2件を主に分析しています。その過程で、日本と世界の事故調査手法と位置付けの違いを述べています。
本書の序盤に登場する記者が著者にとっては大きな刺激となっているようです。専門家故が鋭い質問にたじたじとなった経験が余程堪えたようです。
その他は、専門的な基礎知識を極めて平易に解説し、それを基にして事故に至る飛行の分析を展開します。平易な解説が無くては理解出来ない内容だと思います。飛行機の挙動を力学的に分かり易く述べていて秀逸でした。分析内容の是非は分かりませんが、敢えてご自分の考えを明らかにすることは勇気がいることであったと思います。
最後にちょっとした種明かし(?)があり驚きました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/加藤寛一郎
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
航空工学の専門家である著者が、過去に起きた大きな航空機事故2件を主に分析しています。その過程で、日本と世界の事故調査手法と位置付けの違いを述べています。
本書の序盤に登場する記者が著者にとっては大きな刺激となっているようです。専門家故が鋭い質問にたじたじとなった経験が余程堪えたようです。
その他は、専門的な基礎知識を極めて平易に解説し、それを基にして事故に至る飛行の分析を展開します。平易な解説が無くては理解出来ない内容だと思います。飛行機の挙動を力学的に分かり易く述べていて秀逸でした。分析内容の是非は分かりませんが、敢えてご自分の考えを明らかにすることは勇気がいることであったと思います。
最後にちょっとした種明かし(?)があり驚きました。
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