読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

からいはうまい:2001/7/1発行

2009年03月31日 18時54分24秒 | ■読む
椎名誠著、小学館刊。
椎名さんの食に関する著作で二冊目に読みました。一冊目は「全日本食えばわかる図鑑」でしたが、これも面白かった。難しさが全くなく、おじさんの格好をした子供がワイワイ騒ぎながら遊んでいる、そんな感じの内容で、疲れた頭に爽やかな安らぎが・・・。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/椎名誠
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もう大分前、椎名さんを間近で拝見しましたが、長身痩躯でエネルギーを感じる人でした。上記のURLで見ると、ユニークな経歴をお持ちで、自分が納得できることをしながら道を切り開いてきたのだろうと感じます。だから、こうした著作は実にユニークで、色々なことで遊び尽くす感じがします。のめり込むタイプと言えば、山根一眞さんも同様ですが、山根さんが一人で様々なことに取り組まれているのとは対照的に、友人知人と楽しみながらやっている感じがします。
さて本作は、韓国、チベット、国内の遠野、信州の地で、様々な「からい」を探索しています。特に韓国は圧巻で、その探偵団の健啖振りが凄い。なんでこんなに食べて飲めるのかね~。しかも辛いものをズーっと食べ続けているのだから。私は、あるバイキング形式のベトナム料理を昼食で食し、その夕刻、居酒屋で飲んでいる内に催してきて、用を足した時の、コーモンを切り裂くような辛さの波状攻撃に涙したことを今でも忘れません。それは、ベトナムではなく、銀座の料理店で、恐らく日本人向けにかなりマイルドにしてあったはずなのですが・・・。
この本に記してあるようなツアーがあったら是非参加したいのですが。どこかの旅行代理店が企画してくれないかなぁ。(「椎名誠監修」としたら、参加者が結構居ると思うんですが)
評価は4です。

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