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尾辻克彦著、新潮文庫刊
途中で「トマソン」や「路上観察学会」の話題が出たり、筒井康隆さんにも通じる独特の文体で、終盤まで赤瀬川原平さんの文章と思っていたので、途中で著者名が違っていたので驚きました。本書の著者名「尾辻克彦」は赤瀬川原平さんの純文学作家としてのペンネームだそうです。
カメラ毎日に、1983年9月号~1985年4月号の間連載されたエッセイ19編とその後の幾つかの取材をまとめた1編を合わせた20編が載っていますが、フイルムカメラの隆盛期、大衆化の時代の様々な出来事を交えながら、フェティシズムの権化のような心模様を微に入り細に入り楽しく描いています。カメラが好きな人には是非おすすめしたい一冊です。そうでない方、物欲の無い方、それにこだわりの無い方は、読んでも面白くないと思います。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/赤瀬川原平
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
途中で「トマソン」や「路上観察学会」の話題が出たり、筒井康隆さんにも通じる独特の文体で、終盤まで赤瀬川原平さんの文章と思っていたので、途中で著者名が違っていたので驚きました。本書の著者名「尾辻克彦」は赤瀬川原平さんの純文学作家としてのペンネームだそうです。
カメラ毎日に、1983年9月号~1985年4月号の間連載されたエッセイ19編とその後の幾つかの取材をまとめた1編を合わせた20編が載っていますが、フイルムカメラの隆盛期、大衆化の時代の様々な出来事を交えながら、フェティシズムの権化のような心模様を微に入り細に入り楽しく描いています。カメラが好きな人には是非おすすめしたい一冊です。そうでない方、物欲の無い方、それにこだわりの無い方は、読んでも面白くないと思います。
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