江戸川乱歩著、新潮カセットブック発行。
ある男が、たまたま汽車の中で出会った老人の語る押絵の物語。押絵の中の少女に恋をした老人の兄が、ある時、押絵の世界へと入って行ってしまった。それ以来、老人は、兄が入ってしまった押絵と共に旅を続けている。元々押絵に入っていた少女に変化はないものの、老人の兄は次第に歳を取って行く。それが悲しいと語る老人。主人公は、その時のことを振り返り、本当にあったことか否かを訝りながら、その出会いの物語を語るのでした。
粗筋は、こんな感じで、このように表現すると、大して怖い話とは思えないと思います。しかし、江戸川乱歩の一人称の語り口と佐野さんの朗読の雰囲気が相まって、不気味な話になっています。山間部を走る夜汽車の車内の不気味な雰囲気が伝わってきました。
評価は3です。
ある男が、たまたま汽車の中で出会った老人の語る押絵の物語。押絵の中の少女に恋をした老人の兄が、ある時、押絵の世界へと入って行ってしまった。それ以来、老人は、兄が入ってしまった押絵と共に旅を続けている。元々押絵に入っていた少女に変化はないものの、老人の兄は次第に歳を取って行く。それが悲しいと語る老人。主人公は、その時のことを振り返り、本当にあったことか否かを訝りながら、その出会いの物語を語るのでした。
粗筋は、こんな感じで、このように表現すると、大して怖い話とは思えないと思います。しかし、江戸川乱歩の一人称の語り口と佐野さんの朗読の雰囲気が相まって、不気味な話になっています。山間部を走る夜汽車の車内の不気味な雰囲気が伝わってきました。
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