百木一朗著、ビレッジプレス刊
今は、壊れたら捨てて新しいものを買うことが多いのですが、それでも世の中には、修理をして使い続ける人や、建物の塗装や車の板金など、「直す」仕事が残っています。そうした仕事を、著者が取材して、イラストと文章でコンパクトに解説しています。こうした書籍は、人物に焦点を当てることが多いと思いますが、本書は著者自身があとがきで「私の描きたいものが道具や仕事の仕方であって人物の顔かたちではないからだ。」と語っています。とは言っても、取材中の「直し人」(作者の造語)の語りによって、そのお人柄がうかがるのですが、類書では大変珍しいアプローチだと思います。また、本書は妹尾河童さんのイラストに通じる緻密さがあり見事です。下記のURLでもその一端がうかがえると思います。
------------------------------------------------------------
URL => http://www.geocities.jp/monos_gallery/momoki.html
------------------------------------------------------------
評価は4です。
今は、壊れたら捨てて新しいものを買うことが多いのですが、それでも世の中には、修理をして使い続ける人や、建物の塗装や車の板金など、「直す」仕事が残っています。そうした仕事を、著者が取材して、イラストと文章でコンパクトに解説しています。こうした書籍は、人物に焦点を当てることが多いと思いますが、本書は著者自身があとがきで「私の描きたいものが道具や仕事の仕方であって人物の顔かたちではないからだ。」と語っています。とは言っても、取材中の「直し人」(作者の造語)の語りによって、そのお人柄がうかがるのですが、類書では大変珍しいアプローチだと思います。また、本書は妹尾河童さんのイラストに通じる緻密さがあり見事です。下記のURLでもその一端がうかがえると思います。
------------------------------------------------------------
URL => http://www.geocities.jp/monos_gallery/momoki.html
------------------------------------------------------------
評価は4です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます