読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

清原斉展-歌人として画家として-

2010年06月23日 18時27分12秒 | ■見る
清原斉(ひとし)さんは、明治29年に茨城県の長戸村(現竜ヶ崎市)に生まれ、画家としての修行を重ねながら、歌人としても活躍されたそうです。本展覧会は、水戸市の常陽史料館で開催されています。
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URL => http://ibarakiartscene.blog11.fc2.com/blog-entry-804.html
     http://www.joyogeibun.or.jp/siryokan/index.html
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また、画家としては、絵本の挿絵を描いており、会場には挿絵の原画展示されています。院展で大賞を受賞した2作品は画集などでの紹介でしたが、強い意志が表出している線の力強さは、絵本の愛らしい絵と共通のものでした。中々に暴れん坊の性格だったらしく、旧制中学を転校しているのも、その性格によるものであるのかもしれないとしていました。
歌人としての作品を見ても、激しさと繊細や優しさが同居した複雑な個性の持ち主であったことが窺えます。
評価は4です。

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