読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

凡人でも面白いほど進化する成功手帳術

2009年02月23日 18時49分40秒 | ■読む
下川浩二著、河出書房新社刊。
本書の著者は自らを凡人と規定し、そんな自分にも出来るのだから、読者の皆さんにも出来るはず、と主張しています。なるほど、経歴を見ると、いわゆる成功者とは異なっています。しかーし。熱い、暑い、アツイ! やはり凡人ではないのだと思います。
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URL => http://plaza.rakuten.co.jp/shimokawa
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上のURLでもその片鱗が窺えますが、とにかく気合いが入っています。何しろ一年間で1000通以上のハガキ(年賀状を除く)を出したのだそうです。私も、心に残った方やお世話になった方に、面会後すぐに手紙を出すようにしていますが、一日平均三通とは凄い!
肝心の手帳の中身は、利用者自らがフォーマットを変更できるよう、手帳を購入すると,エクセル形式のファイルを添付し、自由にカスタマイズできるようです。また、「今日ひらめいたアイデア」蘭、「今日の成長記録」蘭、「自分を元気にする言葉・格言」蘭など、工夫に満ちた内容で、何より著者自身の実践であることに説得力があります。そして特徴的なのは、時分を励ます仕掛けの数々であると思います。
著者の言う凡人は、かなり幅が狭いのではないかと思います。つまり、能力は普通だけど、やる気は人一倍ある、という人なのだと思います。それにしても、生き方の曖昧さや不確かさをはっきりとした形にして、その一つ一つへの対処の仕方や考え方を整理するノウハウが手帳術ではないか。そんなことを感じさせた著作でした。
評価は3です。

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