読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

経済思想ゼミナール 経済学をめぐる巨匠たち

2013年09月25日 20時18分45秒 | ■読む
小室直樹著、ダイヤモンド社刊
小室さんの著作は面白い。非常に分かり易い言葉で説き、明快な論旨で難しいことを教えてくれます。しかも、筋立てが良いため、理解しやすい。今まで読んだ本全部がそうでした。
さて、本書は近代経済学の黎明期から現代までの歴史を、経済学に貢献した巨匠を紹介しながら解説しています。本当に分かり易くてびっくりします。例えば、古典経済学とケインズ経済学との相違点、その違いを産むある法則のこと、資本主義の誕生のための条件など。いままで、断片的に知り得ていた知識が本書で見事に結合し、正に「目から鱗」状態です。経済学関係で読んだ中では最も優れた書籍です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/小室直樹
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評価は5です。

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