トルコ雑感：No04：トロイ遺跡

最初の観光地は「トロイの遺跡」です。ギリシャ神話に登場する遺跡であり、シュリーマンが著した「古代への情熱」を読んで以来、一度は訪れたいと念願していました。
トロイは、トルコの最西部（画像：Ａ）に位置しエーゲ海の対岸がギリシャです。ギリシャの諸都市が繁栄した当時、エーゲ海沿いの都市の一つであったこの都市は、現在も発掘が続けられており、観光客が多く訪れています。
遺跡は高台の端にあり、長い間に以前の都市上に後代の都市が築かれ、地中深くまで遺跡が見られるとのことです（画像：Ｂ、Ｃ）一部にテントのような覆いが掛けられており、発掘の途中と見受けました。その中は煉瓦がありましたが、上層部にあったので、比較的新しい時代のモノなのでしょうか。見学用の通路から発掘された遺跡が見られました。（画像：Ｅ，Ｆ，Ｇ）
私は、このような高台が、交易には不向きではないかと思い、ガイドに聞くと、古代の大地震で土地が隆起し、それ以来高台になってしまったが、元々は船が接岸できる海岸で会ったとのことですが、本当にそれ程隆起したのでしょうか。最も、その後に訪れた遺跡でも、古代の大地震で、当時の石造の建物群がすべて倒壊してしまったが、その地震が同じ時の地震であったと説明していたので、本当なのかと思います。
石組みは、画像：Ｈのような荒積みのものもあれば、かなり緻密に組み上げたモノも見受けられました。そして何と言っても画像：ＩとＪのような大理石の素材がそのへんに「ゴロン」といった感じに転がっているのは、流石に遺跡の本場（？）という感じです。
クライマックスは、画像：Ｋの木馬です、と言いたい所ですが、これが何ともショボイ。がっかりしました。しかしまぁ、とりあえず、トルコ観光の第一弾が無事終了です。
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ＵＲＬ => http://ja.wikipedia.org/wiki/イリオス
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