読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

新収蔵展

2009年11月17日 06時28分11秒 | ■見る
茨城県陶芸美術館は、企画展の他に常設展がありますが、今回は新収蔵品と展示していました。写真のパンフレットの裏面の左上の作品は、茨城県出身の陶芸家、板谷波山の作品です。石川県立工業学校に飽食していた頃の作品だそうです。したがってごく初期の作品とのことで、確かに後年の研ぎ澄まされ、触れれば切れるような造形ではなく、素朴な暖かみのある作品でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/板谷波山
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次は富本謙吉の作品です。私は富本さんのことは余り知りませんが、ネットで見る限り、派手な作品が多く好みではありません。しかし、本作は華美な印象はなく、民芸運動に強稈を示していたとの経歴の一端を示しているようです。また、この作品は窯出しの際、富本さんの友人が訪ねてきたのを、富本さんの愛犬がうれしがって駆け回り、弾みで割ってしまい、それをその友人が譲り受け修理して後に伝わったものであるとのことでした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/富本憲吉
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評価は3です。

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