A・F・ママリー著、世界ノンフィクション全集第6巻(筑摩書房刊)
山岳記の名著とされている作品です。この全集への収録に当たり、かなり短くされているようです。貧弱な装備でヨーロッパアルプスを登った時代の登山の様子が描かれています。当時は、地元の登山ガイドを雇って登ることが一般的で、登山の際の面倒なことは、ガイドが一切行っていたようです。しかし、著者のママリーがガイドレスの登山を始めたようです。当時の登山の様子は以下のURLに詳しく解説されていますが、ママリーは「⑧銀の時代 その1」に書かれています。
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URL => http://home.t07.itscom.net/alps/tozansi.htm
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本書は、登山前の町での出来事を交え、登山の過程を淡々と描いているので登山がそう困難ではないのではないか、と思っていたら、実際の登山の様子が写真に納められており、これが凄いんです。ほぞ垂直の岩壁に縦に走っている岩の僅かな割れ目(この場所の割れ目を「ママリー・クラック」と言うらしい!)に片足を入れて足場にして、更に両手で割れ目の縁をつかんで登っているではなりませんか。命綱をけていますが、びっくり。よく登れるなぁ・・・。下記のURLによれば、
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URL => http://odyssey2001.hp.infoseek.co.jp/history.htm
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「そこに山があるから:”Because it is there”」と言ったのは、本書の著者であったとのことです。著者は38歳で、エベレスト登山の最中に行方を絶ったとのことでした。
評価は3です。
山岳記の名著とされている作品です。この全集への収録に当たり、かなり短くされているようです。貧弱な装備でヨーロッパアルプスを登った時代の登山の様子が描かれています。当時は、地元の登山ガイドを雇って登ることが一般的で、登山の際の面倒なことは、ガイドが一切行っていたようです。しかし、著者のママリーがガイドレスの登山を始めたようです。当時の登山の様子は以下のURLに詳しく解説されていますが、ママリーは「⑧銀の時代 その1」に書かれています。
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URL => http://home.t07.itscom.net/alps/tozansi.htm
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本書は、登山前の町での出来事を交え、登山の過程を淡々と描いているので登山がそう困難ではないのではないか、と思っていたら、実際の登山の様子が写真に納められており、これが凄いんです。ほぞ垂直の岩壁に縦に走っている岩の僅かな割れ目(この場所の割れ目を「ママリー・クラック」と言うらしい!)に片足を入れて足場にして、更に両手で割れ目の縁をつかんで登っているではなりませんか。命綱をけていますが、びっくり。よく登れるなぁ・・・。下記のURLによれば、
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URL => http://odyssey2001.hp.infoseek.co.jp/history.htm
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「そこに山があるから:”Because it is there”」と言ったのは、本書の著者であったとのことです。著者は38歳で、エベレスト登山の最中に行方を絶ったとのことでした。
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