読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

パソコンの廃熱の処理

2020年07月21日 10時03分36秒 | ■電脳

新しく買ったパソコンはCPU性能が高く、部屋の隅の天井近くに置いてあるので、廃熱が滞留するとパソコン内部の温度が上がる可能性があるので、廃熱が籠もらないようにしようかと思案した。以前百均で買った315円のUSB扇風機は音が大きくて駄目。しばらく考えていたが、パソコンのケース用ファンを使うことを思い立ちアマゾンで色々物色し、ケースファンで対応できそうなことが分かった。

選択する際の条件は、第1に音が小さいこと、第2に風量が十分なこと。風量はファンの直径と密接な関係があり大きい方が良いが、スペースの関係から最大140mmの製品とした。また、ケース用ファンから派生した製品として、USBを電源としたファンがあるが、本来必要な電圧12Vに対して5Vしかないので、風量は少なめなことが分かった。そこで、持っている電源アダプタ(パソコン周辺機器の交流(AC)から交流(DC)に変換するもの)の中に12Vのものがあったので、12Vの電源が必要な静音タイプの製品を選んだ。

しかし、この製品は端子の数が3つだ。電源アダプタの端子は2つなので、付けられるのか? 調べたところ下記リンクの一つ目の記事を見付けた。冷却ファンの端子は「2つ:2ピン」、「3つ:3ピン」「4つ:4ピン」があり、3ピンの製品は電源の2ピン(プラスとマイナス)に回転数の情報用の1ピンが追加されており、4ピンタイプには更にファンの回転を変える制御を行うための端子が付いているとのこと。今回購入しようとしている製品は3ピンだから、回転情報の端子を避けてつなげば問題ないようだ。

一方、電源の方にも問題があり、電源コンセントの交流(AC)から直流(DC)に変換された電流が、機器に接続する端子のどちらが+か-にするかは決まっていないとのこと。しかも、接続端子は不要なので切り落としてしまうので、更に分からない。

えいやぁ~で購入してしまい、届いた製品を電源アダプタにつないで完成したのが画像の上だ。画像の下が電源アダプタ側の線とファンの電線をつないだ状態だ。向かって左側がファンの電線で、幸いプラスとマイナスは黒と赤で、回転数の情報を伝える選は黄色だった(結果論)ので黒と赤を使用した。電源アダプタの極性(プラスとマイナス)は不明だが、反対に接続してもファンは壊れなくて回転しないだけとのことなので、試してみて回転する組み合わせて接続した。電源アダプタのプラグをスイッチ付の電源タップに差せば、手元で電源をコントロールできる。

画像の黄色い線の下方左側が、ファンの線に付いていた端子で、その右側は電源アダプタの切り離した端子。黒と赤の線と電源アダプタの線を撚り合わせてつないで、予め通してあった熱収縮チューブで接続部分をカバーするように位置を決め、ライターで熱して仕上げ、更に、接続部全体をビニテープで巻いて保護し完成した。(熱収縮チューブを初めて使って熱し具合が分からず戸惑ったが、結構熱くしないと収縮しなかった。)

実際に回転させたところ、315円のファンよりかなり音が小さく、その割に風量が出ていた。今の所、暑くないので効果の程は確かでは無いが、本格的な夏になったら有効な対策かどうか結論が出るだろう。
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冷却ファン 2/3/4ピンで何が違うの?  ○価格コム  ○アマゾン
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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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